研究課題/領域番号 |
20890183
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研究種目 |
若手研究(スタートアップ)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生涯発達看護学
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研究機関 | 埼玉県立大学 |
研究代表者 |
橋本 美幸 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部・看護学科, 講師 (70513183)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
2,899千円 (直接経費: 2,230千円、間接経費: 669千円)
2009年度: 1,365千円 (直接経費: 1,050千円、間接経費: 315千円)
2008年度: 1,534千円 (直接経費: 1,180千円、間接経費: 354千円)
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キーワード | 育児支援 / 育児不安 / 家庭訪問 / アウトカム評価 |
研究概要 |
訪問指導の質の向上・改善を目的として、母子への家庭訪問事業のアウトカム評価を行った。これを基に自治体で指導内容の見直しを行った結果、指導の効果が評価前より高く評価されるようになった。アウトカムの評価方法については、訪問指導の前後の2時点間の不安の変化を統計的手法と改善率・安定率という2つの方法で測定し、結果を比較検討した。改善率・安定率によるアウトカムは、統計的手法で測定するより効果が高く測定される項目が多かった。改善率・安定率の結果は、統計的有意差の有無にかかわらず、不安が改善している・悪化していない母親の割合を測定し、見直しが必要な指導内容を明らかにすることができ、有効なアウトカムの測定方法と考えられた。この2つの方法は、明らかにする効果が異なっており、目的に適した方法を選択することが重要と考えられた。
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