研究課題/領域番号 |
20890223
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研究種目 |
若手研究(スタートアップ)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
矯正・小児系歯学
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
榎本 明子 昭和大学, 歯科矯正学教室, 普通研究生 (60514982)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
3,302千円 (直接経費: 2,540千円、間接経費: 762千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2008年度: 1,742千円 (直接経費: 1,340千円、間接経費: 402千円)
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キーワード | 成長発育 / 形態計測 / 下顎頭軟骨 / 咀嚼 / Μct / μCT |
研究概要 |
咀嚼が下顎骨成長発育に大きく影響を与える事は良く知られているが、そのメカニズムについては十分明らかにされていない。離乳直後の生後3週齢ICRマウスを用い、硬食を与えた群(Hard群)、軟食を与えた群(Soft群)、硬食と軟食を交互に与えた群(Hard/Soft群)の3群に分類する。実験開始1週後および4週後にμCTにより下顎骨の3次元形態計測を行う。遺伝子発現変化の観察には、Laser Microdissection法を用い下顎頭軟骨を選択的に採取した上で、Micro ArrayおよびReal time PCR法にて軟骨性成長に関連する遺伝子の探索ならびに発現量の定量評価を行った。さらに組織学的検討や軟骨細胞の増殖能の評価も合わせて行った。顎形態の成長を理解するためには、下顎骨の成長中心であるといわれている下顎頭軟骨は欠くことができない。また、下顎頭軟骨は他の成長軟骨に比べ力学的環境変化に影響を受けやすいと言われており、メカニカルファクターとの関連性を知ることが重要である。過去に当教室では、Laser Microdissection法を用い下顎頭軟骨を選択的に採取した上で、Micro ArrayおよびReal time PCR法を用いた解析によって下顎頭軟骨成長に関与する様々な遺伝子の発現が咀嚼運動開始期に一致して大きく変化をする事を報告している。しかしながら、成長期の咀嚼運動の違いが下顎骨成長発育に与える影響に関して下顎頭軟骨の遺伝子発現評価と3次元的下顎骨形態評価を両方行った研究はない。本研究では、成長期の咀嚼変化によって下顎頭軟骨における軟骨内骨化に影響を与え、下顎骨成長発育に変化をもたらすと仮説を立て、μCTによる3次元形態計測ならびにMicro Arrayによる遺伝子発現変化の観察によって明らかにする事を目的とした。
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