研究課題/領域番号 |
20890233
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研究種目 |
若手研究(スタートアップ)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
薬理学一般
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研究機関 | 東邦大学 |
研究代表者 |
行方 衣由紀 東邦大学, 薬学部, 講師 (30510309)
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研究協力者 |
田中 光 東邦大学, 薬学部, 教授 (40236617)
高原 章 東邦大学, 薬学部, 准教授 (80377481)
川西 徹 国立衛生試験所, 部長 (40124383)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
3,302千円 (直接経費: 2,540千円、間接経費: 762千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2008年度: 1,742千円 (直接経費: 1,340千円、間接経費: 402千円)
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キーワード | 心筋 / 虚血再灌流障害 / ナトリウム・カルシウム交換機構 / イメージング / ミトコンドリア / Na^+ / Ca^<2+>交換機構 |
研究概要 |
本研究ではNa^+/Ca^<2+>交換機構(NCX)とミトコンドリアの観点から、心筋虚血-再灌流障害の機序を解明することを目的とした。細胞膜とミトコンドリアの各NCXの選択的阻害薬等を用いた薬理学的手法に加え、生細胞内の事象を捉える蛍光イメージング技術を適用して検討した結果、心筋虚血-再灌流障害時には、ミトコンドリア内のCa^<2+>濃度の上昇を防ぐために、ミトコンドリア上のNCXに作用せずに、細胞膜上のNCXを選択的に抑制する薬物が心保護薬として有用であることが明らかになった。
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