研究課題/領域番号 |
20890262
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研究種目 |
若手研究(スタートアップ)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
応用薬理学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
松波 真帆 近畿大学, 薬学部, 助手 (90510123)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
1,716千円 (直接経費: 1,320千円、間接経費: 396千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 936千円 (直接経費: 720千円、間接経費: 216千円)
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キーワード | ガスメッセンジャー / 硫化水素 / 膀胱炎 / 膀胱痛 / 一次知覚神経 / 神経因性炎症 / 硫化水素合成酵素 / T型Ca^<2+>チャネル / 内因性ガス / 痛み / 炎症 |
研究概要 |
本研究により、シクロホスファミド誘起膀胱炎モデルでは、TRPチャネルを介した初期の炎症が引き金となり、硫化水素合成酵素が発現誘導されることで膀胱内で硫化水素の産生が増大し、これがT型Ca^<2+>チャネルを介して膀胱痛を誘起する一方、炎症症状を悪化させている可能性が示唆された。本知見は、膀胱炎や膀胱痛の治療薬開発において硫化水素合成酵素やT型Ca^<2+>チャネルが新たな標的分子となりうることを強く示唆する。
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