研究課題
若手研究(スタートアップ)
1.頸部郭清を行った口腔癌頸部リンパ節の病理組織所見と術前の核磁気共鳴画像(MRI)所見とを比較した。T2強調画像にて、著明な高信号および等信号は転移リンパ節に特異的な所見であった。広範囲躯幹部拡散強調背景信号抑制(DWIBS)画像では、炎症性リンパ節と転移性リンパ節の鑑別はできないと示唆された。2.T2強調画像におけるリンパ節内部の信号強度、ダイナミックMRIの経時的造影パターンなどのMR画像所見に対するpositive predict value(PPV)の算出を行った。転移の確率としてPPVを用いることで、口腔癌の頸部リンパ節転移に対するMR画像を用いた診断結果を定量的に表記することが可能であると示唆された。
すべて 2008 その他
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (1件)
Oral Surgery, Oral Medicine, Oral Pathology, Oral Radiology and Endodontology (in press)