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炭疽菌病原プラスミドにコードされる短鎖ペプチドの新規同定と感染機構の検証

研究課題

研究課題/領域番号 20890288
研究種目

若手研究(スタートアップ)

配分区分補助金
研究分野 細菌学(含真菌学)
研究機関国立感染症研究所

研究代表者

坂野 聡美  国立感染症研究所, ゲノムセンター, 研究員 (00513160)

研究期間 (年度) 2008 – 2009
研究課題ステータス 完了 (2009年度)
配分額 *注記
3,302千円 (直接経費: 2,540千円、間接経費: 762千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2008年度: 1,742千円 (直接経費: 1,340千円、間接経費: 402千円)
キーワード病原菌 / 培養細胞 / 分泌タンパク質 / 感染症 / 細菌
研究概要

炭疽菌Bacillus anthracisは、ヒトに於いては皮膚炭疽、腸炭疽、肺炭疽を発症し、致死率の高い人獣共通感染症の病原細菌である。
炭疽病の感染・発症に関わる、炭疽菌特有の2種のプラスミド(pXO1,pXO2)配列を解析した結果、分泌シグナル配列を持つ短鎖ペプチドおよび蛋白質をコードするORFを複数同定した。
そこで、推定分泌因子の機能を調べるため、炭疽菌を培養した上清を培養細胞に添加し、経過観察を行った。その結果、野生株、pXO2欠損株の培養上清を添加した場合にのみ培養細胞に形態変化が見られたことから、pXO1に起因する形態変化であることが示唆された。また、HeLa(子宮頸ガン)細胞、vero(サル腎臓)細胞で顕著な変化が観察された一方で、形態上の変化が全く見られなかった細胞もいくつかあったことから、細胞種特異的な応答であることも明らかとなった。さらに、染色した結果、この形態変化はアポトーシスおよびアクチン重合を含めた多様な細胞応答に依るものであることが推測された。

報告書

(3件)
  • 2009 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2008 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2010

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 炭疽菌病原プラスミドにコードされる分泌タンパク質の培養細胞への影響2010

    • 著者名/発表者名
      坂野聡美
    • 学会等名
      第83回日本細菌学会総会
    • 発表場所
      パシフィコ横浜
    • 年月日
      2010-03-27
    • 関連する報告書
      2009 研究成果報告書
  • [学会発表] 炭疽菌病原プラスミドにコードされる分泌タンパク質の細胞培養への影響2010

    • 著者名/発表者名
      坂野聡美
    • 学会等名
      第83回日本細菌学会総会
    • 発表場所
      横浜市・パシフィコ横浜
    • 年月日
      2010-03-27
    • 関連する報告書
      2009 実績報告書

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公開日: 2008-04-01   更新日: 2016-04-21  

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