研究課題/領域番号 |
20900128
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 和歌山大学 |
研究代表者 |
木村 恵一 和歌山大学, システム工学部, 教授 (50107140)
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研究分担者 |
矢嶋 摂子 和歌山大学, システム工学部, 准教授 (80272350)
中原 佳夫 和歌山大学, システム工学部, 助教 (10432600)
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連携研究者 |
町谷 功司 和歌山大学, 大学院システム工学研究科
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研究期間 (年度) |
2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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キーワード | フォトクロミック配位子 / 希土類金属 / 希土類蛍光 / テトラアザ-14-クラウン-4誘導体 / ユウロピウム / 光制御 / カリクスアレーン誘導体 / スピロベンゾピラン |
研究成果の概要 |
本研究では、希土類金属イオンに高い親和性を示す光応答性イオノフォアとして新規なクラウン化スピロベンゾピランを分子設計し、その希土類金属イオンに対する錯形成能ならびに錯体の光物性や磁気特性を調べ、分析化学および材料化学への応用研究を行った。光学および磁気特性に興味が持たれる重希土類金属イオンに大きな親和性を示す化合物について、希土類金属イオン錯体の光物性を詳細に調べ、その光制御ならびに光増幅を追求した。その結果、テトラアザ-14-クラウン-4誘導体のユウロピウム錯体は強い発光を示し, 可視光による希土類発光の制御の可能性を見出した。また、新たなホスト化合物であるカリクスアレーン誘導体を金属イオン捕捉中心として用い、スピロベンゾピランとともにカルボキシル基の導入を試み、希土類金属イオン錯形成反応と光物性を調べた。その結果、スピロベンゾピラン部位の励起により希土類金属イオン由来の発光が観察された。
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