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日本における大規模な農地景観の変化が鳥類の多様性と個体数におよぼす長期的影響

研究課題

研究課題/領域番号 20F30101
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分外国
審査区分 小区分39060:生物資源保全学関連
研究機関東京大学

研究代表者

宮下 直  東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授 (50182019)

研究分担者 CARRASCO TORNERO LUIS  東京大学, 農学生命科学研究科, 外国人特別研究員
研究期間 (年度) 2020-09-25 – 2022-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2021年度)
配分額 *注記
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2021年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
2020年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
キーワード農地 / 農地の生物多様性 / 水田 / リモートセンシング / 水田分布の地図化 / farmland / farmland biodiversity / paddy fields / remote sensing / rice mapping
研究開始時の研究の概要

過去40年間の農業の変化が日本の鳥類の多様性と個体数の傾向にどのような影響を与えたかを全国規模で評価するため、70年代以降の農地鳥類の分布と個体数の推移の変化を評価するとともに、全国規模での農地鳥類の多様性と個体数の変化に影響を与える主な農業的要因を明らかにする。

研究実績の概要

申請者らは、農業景観における土地利用や植生の変化を調べることを目標に、前年度より継続してプロジェクトを実施した。1980年代から2020年までの日本全域にわたる水田の分布地図を作成した。
この水田分布地図は、1980年代から現在までのランドサット衛星画像を使用して作成した。ランドサット画像は、雲量が多い場所を取り除くなどの前処理を行い、複数の日時の画像を集約してある。その上で、気温と田植えの日付というフィールドベースのデータを組み合わせることで、水田などの土地利用部分を機械学習によって分類する「フェノロジー・アルゴリズム」を構築し、全国規模の水田分布地図を作成することに成功した。これらの処理は、Google Earth EngineとPythonを使用して行なった。この分類精度を、JAXA 2014-16年版土地被覆図を使用し、航空写真の目視解釈を用いて評価した。その上で、水田面積の変化を全国と都道府県レベルで分析し、1980年代からは、日本で水田面積が28%減少していることを確認した。これらの成果を論文にまとめ、現在投稿中である。
加えて、全国および都道府県レベルの水田面積の変化を利用者が調べることのできる、ウェブアプリケーションも作成し、近々公開予定である。このアプリケーションは R Shiny を用いて開発し、オンラインでアクセス可能にした。このウェブアプリケーションは、日本における農業活動の変遷、それが生物多様性や人々に与える潜在的な影響に関心を持つ研究者、管理者、政策立案者にとって有用である。

現在までの達成度 (段落)

令和3年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

令和3年度が最終年度であるため、記入しない。

報告書

(2件)
  • 2021 実績報告書
  • 2020 実績報告書

URL: 

公開日: 2020-09-29   更新日: 2024-03-26  

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