研究課題/領域番号 |
20H00262
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分22:土木工学およびその関連分野
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
森川 高行 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (30166392)
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研究分担者 |
佐藤 仁美 名古屋大学, 未来社会創造機構, 特任准教授 (00509193)
姜 美蘭 名古屋大学, 未来社会創造機構, 特任准教授 (40377990)
三輪 富生 名古屋大学, 未来材料・システム研究所, 准教授 (60422763)
山本 俊行 名古屋大学, 未来材料・システム研究所, 教授 (80273465)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
44,590千円 (直接経費: 34,300千円、間接経費: 10,290千円)
2023年度: 9,750千円 (直接経費: 7,500千円、間接経費: 2,250千円)
2022年度: 9,880千円 (直接経費: 7,600千円、間接経費: 2,280千円)
2021年度: 13,260千円 (直接経費: 10,200千円、間接経費: 3,060千円)
2020年度: 11,700千円 (直接経費: 9,000千円、間接経費: 2,700千円)
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キーワード | 移動の価値 / 実空間活動 / サイバー活動 / リスク認知 / 主観的幸福感 / サーバー活動 / 移動の満足度 / ICT / モビリティ革命 / 満足度 |
研究開始時の研究の概要 |
ICTを活用したヴァーチャル活動が増加する中、本研究では、移動の価値を再考することを目的とし、以下の研究を実施する。移動の肉体的・精神的タスクが健康に与える影響の定量化、移動を伴わないヴァーチャル参加と、移動を伴うリアル参加でのコミュニケーションの効率性や活動の満足度などの計測、さらに、ICTの活用と移動量との関係性などを調査・分析する。これらの研究成果により、まちづくり、地域コミュニティ維持、交通インフラ整備、交通手段開発などの方向性や必要性を科学的に示すことが可能となる。
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研究成果の概要 |
本研究課題では、人が実空間を「移動」してリアルな体験を行うことの価値に関して、「交通」と「活動」の観点から科学的に評価・計測する方法を確立することが目的である。まず、リアル活動とバーチャル活動のそれぞれの効用を示すフレームワークを提案した。提案したフレームワークを職場で仕事をすることとテレワークに適用し、アンケート調査データを用いて、分析した。その結果、通勤とテレワークのリスクやそれぞれの活動の質などが実際のテレワーク率や希望するテレワーク率などに影響を及ぼしていることが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
移動を伴う活動とICTを活用した活動の選択行動について、それぞれの活動を選択する際に考慮すべき要素を分析のフレームワークとして示し、アンケート調査データを用いて実証的に分析をすることで、選択行動への影響を確認することができた。本研究によりそれぞれの活動の選択行動をより深く理解できたことは学術的な意義があり、また得られた知見は交通計画や都市計画、働き方改革の方向性を示すことができた点で社会的にも意義がある。
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