研究課題/領域番号 |
20H00371
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分32:物理化学、機能物性化学およびその関連分野
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
山内 薫 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (40182597)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
44,460千円 (直接経費: 34,200千円、間接経費: 10,260千円)
2022年度: 12,870千円 (直接経費: 9,900千円、間接経費: 2,970千円)
2021年度: 15,080千円 (直接経費: 11,600千円、間接経費: 3,480千円)
2020年度: 16,510千円 (直接経費: 12,700千円、間接経費: 3,810千円)
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キーワード | 原子・分子分光 / 強光子場科学 / 強レーザー超高分解能フーリエ変換分光法 / 高強度長短パルスレーザー光 / ポンプ・プローブ計測 / 原子、分子、分子錯体 / スピン軌道分裂 / 数サイクルレーザーパルス / 強レーザー場超高分解能フーリエ変換分光 / 長尺高精度干渉計 / 分子錯体 / 強レーザー場超高分解能フーリエ変換分光法 / 強度超短パルスレーザー光 / 高強度超短パルスレーザー光 |
研究開始時の研究の概要 |
独自に開発を進めてきた「強レーザー場超高分解能フーリエ変換分光法」 の計測精度を2桁向上させ、分光計測によって達成できる原子や分子の遷移周波数の計測精度を 9桁まで高める。具体的には、長尺高精度干渉計を構築し、高強度超短パルスレーザー光によるポンプ・プローブ計測を行う。イオン収率の遅延時間依存性のフーリエ変換(FT)スペクトルから、原子、分子、分子錯体の中性およびイオン種の回転、振動、電子状態の準位エネルギーを高精度で決定する。 イオン収率FTスペクトルの強度と位相に基づいて、分子および分子錯体の振動モードが励起された場合のそれぞれの振動モードの振幅と位相のダイナミクスを明らかにする。
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研究成果の概要 |
独自に開発を進めてきた「強レーザー場超高分解能フーリエ変換分光法」 の計測精度を2桁向上させ、分光計測によって達成できる原子や分子の遷移周波数の計測精度を 9桁まで高めた。長尺高精度干渉計を構築し、高強度超短パルスレーザー光によるポンプ・プローブ計測を行った。イオン収率の遅延時間依存性のフーリエ変換(FT)スペクトルから、原子、分子の振動状態、電子状態の準位エネルギーを高精度で決定した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
強レーザー場超高分解能フーリエ変換(SURF)分光法は、従来では計測の困難であった無極性分子・分子イオンの回転・振動数を高精度で決定することが出来るため、SURF分光法の幅広い応用が期待されている。本研究では、SURF分光法の精度を2桁高めるとともに、原子・分子の振動分光を行うことによって、先行研究よりも飛躍的に高い精度でエネルギー準位の決定を行った。
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