研究課題/領域番号 |
20H00623
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
中区分62:応用情報学およびその関連分野
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
野田 龍也 奈良県立医科大学, 医学部, 准教授 (70456549)
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研究分担者 |
加藤 源太 京都大学, 医学研究科, 准教授 (20571277)
今村 知明 奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (80359603)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
44,460千円 (直接経費: 34,200千円、間接経費: 10,260千円)
2024年度: 8,060千円 (直接経費: 6,200千円、間接経費: 1,860千円)
2023年度: 7,410千円 (直接経費: 5,700千円、間接経費: 1,710千円)
2022年度: 11,440千円 (直接経費: 8,800千円、間接経費: 2,640千円)
2021年度: 9,880千円 (直接経費: 7,600千円、間接経費: 2,280千円)
2020年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
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キーワード | claim database / NDB / データベース医学 / 疾患定義 / バリデーション研究 / レセプトデータベース / データベース上の疾患定義 / 疾患名のバリデーション / 疾患名バリデーション |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、「データベースを用いた疾患定義の標準的手法」(バリデーション技法)を開発し、レセプト病名の信用性の低さを克服することを目的としている。バリデーション技法の中核は、真の病名や疾患の状態をNDB内の項目の組み合わせから再現することにある。本研究は、疫学と臨床医学、情報工学の融合によりこの技法を確立し、リアルワールドデータ(特にNDB)を基礎とした新しい医学分野(データベース医学)の確立をめざしている。
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研究実績の概要 |
2023年度(令和5年度)は、A.臨床専門家とNDB専門家の協働による疾患定義の構築、B.構築した疾患定義と既存臨床情報を用いたバリデーション研究の推進、C.構築した疾患定義に基づく患者数の推計の3つをさらに進めた。A.臨床専門家意見とデータ分析を融合した疾患定義の構築感染症、産科疾患、アレルギー疾患、呼吸器疾患、難病、気候・気象因子に関連する疾患等を対象として、疾患定義の構築をさらに進めた。B.構築した疾患定義と既存臨床情報を用いたバリデーション研究の推進既存のカルテ情報を参照基準として用い、既存のカルテ情報における患者集団とA.で構築した疾患定義に基づいた分類によりカルテから抽出された患者集団との照合により、疾患定義の妥当性を検証する手法を開発する。従前のアレルギー性鼻炎のほか、血友病についてバリデーション研究を行っており、2023年度も継続した。C.構築した疾患定義に基づく患者数の推計 A.で構築した疾患定義を用いて、NDBにおいて実際に患者数を集計し、既存統計との照合などを通じて、集計値及び疾患定義の妥当性を検討した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
令和5年度交付申請書で予定した研究は進捗どおりに完了した。
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今後の研究の推進方策 |
研究計画書に沿って、予定通りに研究を推進する。
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