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へき地・小規模校の教務主任の負担軽減を図る学校間ICTネットワークの研究

研究課題

研究課題/領域番号 20H00732
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
審査区分 1170:教育学・教育社会学関連
研究機関鶴居村立幌呂小学校

研究代表者

深見 智一  鶴居村立幌呂小学校, 公立学校教諭

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
300千円 (直接経費: 300千円)
2020年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
キーワードへき地・小規模校 / 複式学級 / 単学級 / 学校間ネットワーク / 教務主任
研究開始時の研究の概要

本研究は、へき地・小規模小学校の教務主任同士が、ICT機器を活用して定期的な「教務主任会議」を継続的に行い、学校を超えて協働的に学校経営に取り組むことで、①へき地・小規模校の教務主任の職務上の課題を解決することができるか、②小規模校同士の学校間ネットワークを形成するうえでの課題を解決できるか、について実践し検証するものである。

研究成果の概要

本研究は、へき地・小規模小学校の教務主任同士が、ICT機器を活用して定期的な交流を行い、学校を超えて協働的に教務主任業務にあたることで、①へき地・小規模校の教務主任の職務上の課題を解決することができるか、②小規模校同士の学校間ネットワークを形成するうえでの課題を解決できるか、について実践し検証するものである。
本研究では、タブレット端末によるテレビ電話会議システムやメール等を活用し交流を行い、各学校の校内での業務の情報交流を行ったり、悩みを相談し合ったりした。その結果、業務時間の削減を図ることができたり、より時間をかけたい業務(授業準備等)への重点化を図ったりすることができた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

これまで行われてきたへき地・小規模校研究では、複式学級の学習指導に関する先行研究は一定数存在していたが、教務主任に着目した研究、とくに職務上の課題を解決するための取組の研究は、未だに多くなく、本研究のような実践事例の蓄積が重要である。我が国においては、少子化や過疎化が進行する人口減少社会がより一層進み、距離的な制約によって統廃合で学校規模を適正化することが難しく、1学年につき1学年の単学級、複数の学年で1学級を構成する複式学級を有する小学校は、今後も一定の割合(学校数の5割程度)で存続することが予想されることから、小規模の小学校の校内体制に係る研究の充実が必要である。

報告書

(2件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2021

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] へき地・極小規模校における教育課程の再編成-総合的な学習の時間の見直しを事例として-2021

    • 著者名/発表者名
      深見智一・森健一郎
    • 雑誌名

      へき地教育研究

      巻: 75 ページ: 79-86

    • NAID

      40022494169

    • 関連する報告書
      2020 実績報告書

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2023-03-23  

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