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高等学校を対象とした人権教育教材の開発-ハンセン病を題材とした教材冊子の作成-

研究課題

研究課題/領域番号 20H00816
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
審査区分 1180:教科教育学および初等中等教育学関連
研究機関愛知県立知立高等学校

研究代表者

田中 見佳  愛知県立知立高等学校, 教諭

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
480千円 (直接経費: 480千円)
2020年度: 480千円 (直接経費: 480千円)
キーワードハンセン病 / 人権教育 / 高校生向け教材冊子 / 高校生向けの教材冊子
研究開始時の研究の概要

本研究の概要は、令和4年入学生から年次進行で段階的に適用される新学習指導要領(公民科)において「社会的な見方・考え方」として例示されている「効率と公正」の視点に基づき、高等学校における公民科の授業や「総合的な探究の時間」で活用できるハンセン病をテーマとした人権啓発教育のための教材冊子を作成することである。高校生がハンセン病の元患者に対する人権侵害を自分事として捉えられるように、元患者が高校生と同じ年齢における療養所での生活にフォーカスした内容構成とする。

研究成果の概要

本研究の目的は、新学習指導要領(平成30年告示)において「社会的な見方・考え方」として例示されている「効率と公正」の視点に基づき、高等学校における公民科の授業等で活用できるハンセン病をテーマとした人権教育のための教材冊子を作成することである。
「効率と公正」について中学校社会科及び公民科の新学習指導要領解説と教科書の記述の整理及びハンセン病に関する授業実践の先行研究の整理、文献調査、国立ハンセン病療養所長島愛生園の現地取材で得られた知見をもとに、実践研究を行った。それらの研究成果を踏まえ、教材冊子を作成した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究で作成したハンセン病をテーマとした人権啓発教育のための教材冊子は、ハンセン病元患者が高校生と同じ年齢であったときに体験したことや葛藤に焦点を当て、ハンセン病元患者に対する人権侵害を他人事ではなく、自分事として捉えるような内容構成とした。
筆者が作成した教材冊子を高等学校の教育現場で活用することは、次世代を担う高校生がハンセン病元患者に対する人権侵害について知り、学ぶことを通じて、社会における差別や偏見に目を向け、人権感覚を身に付け、さらには人権尊重の態度を育成することにつながる。

報告書

(2件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )

URL: 

公開日: 2020-04-28   更新日: 2023-03-23  

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