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数学科における生徒自身による問題づくりの解説動画作成が単元理解に与える影響の検証

研究課題

研究課題/領域番号 20H00847
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
審査区分 1200:教育工学関連
研究機関芝浦工業大学

研究代表者

金森 千春  芝浦工業大学, 附属中学高等学校, 専任教諭

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
450千円 (直接経費: 450千円)
2020年度: 450千円 (直接経費: 450千円)
キーワード解説動画 / 問題づくり / 授業設計 / 相互評価 / 言語活動
研究開始時の研究の概要

本研究の概要は, 数学科における生徒自身による問題づくりの解説動画作成が単元理解に与える影響を検証する研究である。
2016年度から研究する解説動画を作成する問題づくりの授業プログラムを汎用性のある実践として再構築するとともに, アンケート回答を基に, 解説動画を作成する過程のどの部分が単元理解に影響を与えるかについて, 質問紙調査を作成・実施・分析し, 生徒自身による解説動画作成が単元理解を深めることを実証する。

研究成果の概要

「生徒自身による解説動画の作成が単元理解に与えることを統計的に実証」し,「これまでの解説動画を作成する問題づくりの授業を洗練し,授業プログラムを構築」する2つの研究目的を達成した.2016-2020年の全12回の問題づくりの授業をもとに,単元理解に与える効果を明らかにした.大正時代の作問主義の算術教育など先行研究を踏まえ,授業プログラムを再構築し,実践が広がるよう,ガイドブックを作成した.

研究成果の学術的意義や社会的意義

これからの時代を生きていく子どもたちが,新しい時代に求められる資質・能力を身につけ,生涯にわたって能動的に学び続けることができることを願い,「主体的・対話的で深い学び」の実現を目指して実践した全12回の「生徒が解説動画を作成・活用する問題づくりの授業」を精緻に分析し,解説動画を作成する活動が単元理解を深めることを統計的に実証した.コロナ禍のオンライン授業によって,解説動画が子どもたちの身近なものとなっている今,作成することの効果を実証でき,汎用性のある授業プログラムとして多くの先生,学校に広められる形式を作り上げた意義は大きい.

報告書

(2件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2021 2020

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] 高校数学ベクトルにおける「解説動画を作成する問題づくり」の活動の効果検証2021

    • 著者名/発表者名
      金森千春,清水克彦
    • 学会等名
      日本教育工学会2021年春季全国大会
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
  • [学会発表] 数学におけるPBL学習の効果検証2020

    • 著者名/発表者名
      金森千春
    • 学会等名
      日本数学教育学会第102回茨城大会
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
  • [学会発表] 解説動画作成過程が単元理解に与える効果の検証2020

    • 著者名/発表者名
      金森千春,清水克彦
    • 学会等名
      日本教育工学会2020年秋季全国大会
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2023-03-23  

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