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学習者のノートテイキング情報からの思考特性抽出に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 20H00859
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
審査区分 1200:教育工学関連
研究機関早稲田大学

研究代表者

吉田 賢史  早稲田大学, 高等学院, 教諭

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
240千円 (直接経費: 240千円)
2020年度: 240千円 (直接経費: 240千円)
キーワード思考特性 / ノートテイキング / 個別最適化学習
研究開始時の研究の概要

本研究では, 学習者のノートを画像処理し文字分布を取得。その文字の分布パターンから学習者のInput/Outputの情報処理の特性(以下, 思考特性)を同定する。このことにより, 学習者の思考特性がノートの画像情報から得られることができるため, 学習者一人ひとりに適した学習方略を提案することが可能となる。

研究成果の概要

業におけるノートテイキングは,学習者がInputした視覚データや聴覚データを,生徒自身の思考特性とマッチした想起可能な視覚データとしてOutputすることが重要である。そこで,生徒自身にあったノートテイキングがおこなわれているか否かを判定するために,ノートの画像データから文字の検出をおこない,生徒自身の思考特性とマッチした想起可能な視覚データとの関連を検討した。
その結果,検出された文字位置は,文字が密に配置されケースと,文字位置が疎であるケース分けられ,それぞれのケースにおけるの文字位置と文字検出数の傾向は,(言語的)-(感覚的)の思考特性と関連付けることができると判断できる。

研究成果の学術的意義や社会的意義

情報を入手する際,我々は無意識に好みの情報表現を選択しているが,中等教育において生徒は,無意識に教員の示す板書を正しく複写しようとする。授業におけるノートテイキングは,学習者がInputした視覚データや聴覚データを,生徒自身の思考特性とマッチした想起可能な視覚データとしてOutputすることが重要である。しかし,思考特性を(言語的)-(感覚的)の軸で分けた場合,教員は(言語的)に属するケースが多く,(感覚的)に属する生徒は,ノートを綺麗に写しても理解に繋がらないケースが見られる。
アウトプットされたノート情報から,学習者の思考特性が自動判定できれば,その生徒にあった学習方略を提示可能となる。

報告書

(2件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2020

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] オンライン授業における学習者のノートテイキング特性の抽出2020

    • 著者名/発表者名
      吉田賢史
    • 学会等名
      コンピュータ利用教育学会
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書

URL: 

公開日: 2020-04-28   更新日: 2023-03-23  

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