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指導時における遠近挙動提示システムの構築

研究課題

研究課題/領域番号 20H00861
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
審査区分 1200:教育工学関連
研究機関広島商船高等専門学校

研究代表者

丸山 真弘  広島商船高等専門学校, その他部局等, 技術専門職員

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
480千円 (直接経費: 480千円)
2020年度: 480千円 (直接経費: 480千円)
キーワード実習 / 学習環境 / 映像
研究開始時の研究の概要

工作実習を実施する際に作業説明を1箇所に集めて行うが, 多人数が集まるとともに機械が動作するため, 手元を確認できる所まで接近出来ない学生が一定数散見される. このような現状に基づき, 個々の学生に対して学習環境を整える対策が必要である. 本研究で提案する指導者の視界や全体の状況を提示することによって, 学生が移動することなく目前の機械・工具などを確認しながら指導内容を深く理解し安全に作業を行えることを目指す研究である.

研究成果の概要

実習時,本システムにより2つのカメラで指導者の視野と作業全体状況を撮影し,2つのモニタにそれぞれライブ配信することで,学生が目前の機械・工具などを確認しながら安全に作業が行うことが可能となった.また,モニタ台は移動式で各モニタを上下左右に調整することが可能なため,視認性を向上することができる.
これにより,どの学生でも分け隔てなく指導内容を理解しやすくなったことから,学習環境の改善に貢献できたと考える.

研究成果の学術的意義や社会的意義

実習などで実演を行う際,機械が動作することによる危険性,視認範囲の問題等で接近して確認できない学生が一定数散見される.時間的制約が無ければ,複数回の実演を行うことで回避できるが,現状では難しい.このシステムを用いることで分け隔てなく学習環境を提供することが可能となるため,不平等な学習環境を改善するとともに一度の実演でも指導内容の理解を促せるのは社会的意義が大きいのではないかと考える.

報告書

(2件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )

URL: 

公開日: 2020-04-28   更新日: 2023-03-23  

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