研究課題
奨励研究
本研究では, 実習形式の授業における学生の理解度と満足度の向上を目的として, 学生が実習作業に取り組んでいる間, その作業の進捗状況に応じて, 適切な教育的支援を提供するシステムを構築する。その仕組みを実現するために, 学生の付近にカメラやセンサーを備えたコミュニケーションロボットを配置して実習作業を見守り, その作業状況に応じた作業支援情報を, ロボットの声と動き, さらに拡張現実感(Augmented Reality, AR)の技術を用いて提示する。
本研究では,プログラム開発などの情報系実習授業を受講する学生が,実習に必要な知識不足あるいは実習課題の理解不足のために実習作業を誤った際,人手を介さずに状況に応じた適切な教育的支援を提供するシステムの設計と開発に取り組んだ.その成果として,ロボットと拡張現実感(Augmented Reality, AR)の技術を用いて,実習を受講する学生の進捗状況を見守り,教育的支援を提供するシステムを実現した.
本研究では,プログラム開発などの情報系実習授業を受講する学生に対して,実習ロボットと拡張現実感(Augmented Reality, AR)の技術を用いることで,学生の進捗状況を見守り,状況に応じた適切な教育的支援を提供するシステムを実現した.この成果により,従来の実習授業の形式にとらわれず,学習者が自身の都合と状況に合わせて実習をおこなうことにより,プログラム開発などの技術的な学習の効率が上がる意義があるといえる,