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化学物質の有用性と危険性を学ぶIot学習教材の製作と検証

研究課題

研究課題/領域番号 20H00892
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
審査区分 1210:科学教育関連
研究機関宇部工業高等専門学校

研究代表者

渡邊 美紀  宇部工業高等専門学校, 技術室, 技術専門職員

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
460千円 (直接経費: 460千円)
2020年度: 460千円 (直接経費: 460千円)
キーワード化学物質 / 体験型学習 / VR教材 / 化学実験 / リスクアセスメント
研究開始時の研究の概要

高等教育機関の学生を対象とする化学実験の基本技術を身に着けられる体験学習をVirtual Reality(VR)空間で再現し, 場所や時間に制約をされない学習支援教材を製作する.
学習者自身へはVRヘッドセットを被るだけで, グローブなどを装着せず実験操作の疑似体験ができる仕様を目指す.
さらに, 化学物質の危険性と有害性の分類をGHSの絵表示から理解し活用できる力を育む副教材をExcel VBAを用いて製作する.

研究成果の概要

本研究はVRコンテンツの制作から実装体験・検証までをPCとさまざまなアプリケーションを用いて行う。そのため、(1)PCとその他のインタフェースとが制限されにくいように、PCをVR製作用PCへカスタマイズした。そのPCには制作に必要な関連アプリケーションもインストールした。(2)化学実験は実体験したままを忠実に再現する必要があるため動画撮影した。(3)その動画を絵コンテとし,VR素材の制作段階である。また,化学物質の危険性と有害性の分類をGHS絵表示から理解し活用できる力を育む副教材をExcel VBAマクロでの構成を検討している。

研究成果の学術的意義や社会的意義

障がい(アレルギー体質含む)の有無に関わらず誰もが活躍できる社会環境が求められている。情報化社会の進展によりモノのインターネット(Iot)の活用も加速している.化学実験環境において「化学物質は有用にも有害にもなる」,「知っている危険性と不適切な行動により生じる潜在的な危険性がある」ことを自由な時間に繰り返し学ぶことは学習者の習熟効果が向上すると考える。本研究ではVR空間で化学物質を取り扱う基本的な技術・技能を視聴型ではなく疑似体験型で学ぶこと、実体験することが忠実に再現されていることを主体に制作・検証することが重要ある。また、薬品や専門器材などの経費と化学廃棄物量を削減できる経済効果がある。

報告書

(2件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )

URL: 

公開日: 2020-04-28   更新日: 2023-03-23  

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