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最先端科学を高大で協働研究する新しい課題研究モデルの構築

研究課題

研究課題/領域番号 20H00900
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
審査区分 1210:科学教育関連
研究機関高知県立高知小津高等学校

研究代表者

和田 真由美  高知県立高知小津高等学校, 地方公務員

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
480千円 (直接経費: 480千円)
2020年度: 480千円 (直接経費: 480千円)
キーワード課題研究 / 高高度発光現象 / 高大連携
研究開始時の研究の概要

本研究では、高校の課題研究として、高校と大学で同じ研究テーマの協働研究を行う新しい高大連携プログラムの構築を目指す。本校が2006年から運営している高高度発光現象の広域コンソーシアムを活用し、高高度発光現象における未知の現象解明について高大で協働して研究を行う。そのために、高校生の観測データの質を向上させるとともに、高大が一体となって課題に取り組める環境を構築し、地球観測衛星TARANISとスプライト同時観測を目指す。このように高大で協働研究を行うことで高校生の課題研究の質を向上させるとともに、理数の基礎学力や問題解決能力を向上させることを目指し、その効果を図ることが本研究の概要である。

研究成果の概要

課題研究の指導における問題点を解決する手段として、大学の研究者と高校生が共に同じ科学テーマについて研究を行う協働研究という新しい高大連携プログラムを構築し、高校生の課題研究の質を高めるとともに、本研究に関わる高校生の理数の基礎学力と問題解決能力を向上させることを本研究の目的とする。「高高度発光現象」を協働研究のテーマとし、広域コンソーシアムを活用して複数の高校と研究者で本研究を行った。高校の高高度発光現象の観測データの質的向上のための環境整備や、研究者と直接やり取りをする機会等を通じて、理数の基礎学力の向上や課題解決力の向上につながった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究において高校の課題研究の質が向上し、課題研究が基礎学力や課題解決力の向上につながったケースが見られたという成果は、異なる課題研究テーマにおいても一つのモデルケースとなり得る。また、今回協働研究のテーマとして扱った「高高度発光現象」については、いまだ未解明な上層大気の物理機構の解明に貢献できる研究であり、学術的にも意義があると考える。

報告書

(2件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )

URL: 

公開日: 2020-04-28   更新日: 2023-03-23  

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