研究開始時の研究の概要 |
高等学校学習指導要領では探究的な学びにより課題解決や課題発見などの自らの考えを導き出す機会の充実が重点目標に置かれているが、具体的な指導法が開発されていない。そこで実験授業を行う際に課題発見の機会として実験計画の立案を導入した教材開発の必要性を考え, 開発することとした。これまで高等学校化学対象の教材を実践・開発してきたが, 当研究では高等学校化学基礎における教材を実践・開発するものとする。そして, 実験計画の立案による課題発見の機会がどのような資質・能力を育むか, という観点で分析・検証し化学教育の発展につなげていく。研究指導者として理科教育が専門の東洋大学教授 後藤顕一氏に協力を依頼している。
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