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火山地域の自然と経済が両立して豊かに発展するための降灰量検知センサの開発

研究課題

研究課題/領域番号 20H00927
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
審査区分 2150:電気電子工学およびその関連分野
研究機関鹿児島工業高等専門学校

研究代表者

永田 亮一  鹿児島工業高等専門学校, 技術室, 技術専門職員

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
470千円 (直接経費: 470千円)
2020年度: 470千円 (直接経費: 470千円)
キーワード画像解析 / 気象情報 / 降灰 / 降灰センサ
研究開始時の研究の概要

鹿児島県は本土地域の中央に活発に噴火活動を続けている桜島という火山を有している. 噴火により発生する火山灰は, 日々の生活に直結した被害を発生させることが問題となっている. この降灰が「いつ」, 「どこに」, 「どの程度」発生するかの情報は防災・減災のために重要な情報となる.
以上の問題意識から, 本研究は降灰量を自動計測するセンサシステムとして, 画像解析技術を用いて降灰の程度を検出することを目的とした安価なセンサシステムの開発を行う研究である.

研究成果の概要

本研究では,降灰の様子を撮影した画像を解析して,画像内に占める灰の割合から降灰量の程度を判断できる安価なセンサシステムの開発を行った.光源や撮影画像の処理・解析について検討し、レーザ光を反射した灰の像を検出する方式に優位性を確認した。また、定量的な実験を行うため、降灰模擬装置の開発を行い、一定の傾向を示す降灰の模擬試験を実施出来た。

研究成果の学術的意義や社会的意義

降灰被害を減災・防災するためには,降灰の情報を必要な時に知ることが重要である.従来の降灰情報は、定点における降灰の蓄積量を検出した後、得られる情報であったが、本研究の成果は、リアルタイムで降灰情報を提供できる仕様となる。これを社会実装することにより、地域特有の降灰被害を減災・防災出来る。また、アメダス等の環境情報と組み合わせて解析することで、降灰被害の予報にも利活用できる。

報告書

(2件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )

URL: 

公開日: 2020-04-28   更新日: 2023-03-23  

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