研究課題/領域番号 |
20H01113
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研究種目 |
奨励研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
3220:恒常性維持器官の外科学、生体機能および感覚に関する外科学およびその関連分野
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
黒澤 大 順天堂大学, 医学(系)研究科(研究院), 私大技術員
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
480千円 (直接経費: 480千円)
2020年度: 480千円 (直接経費: 480千円)
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キーワード | 卵管分泌糖タンパク質 / OVGP1 / ゲノム編集 / ハムスター / 不妊 / 卵管分泌糖タンパク質OVGP1 / ゲノム編集ハムスター |
研究開始時の研究の概要 |
哺乳類の卵管は受精・初期発生に重要な器官である。成熟卵子はその管腔内において受精し、胚盤胞まで分化したのち、子宮に送り出される。卵管内腔を満たす卵管液には様々な液性因子が存在するが、その機能は未だ不明なものが多い。我々のグループは、これら因子のうち卵管から分泌され卵透明帯を修飾する糖タンパク質Ovgp1を発見、解析してきた。本研究では、このOvgp1をゲノム編集技術によりノックアウトしたハムスターを用い、この分子の胚発生における生殖生理学的機能を組織化学的に解析する。
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研究成果の概要 |
哺乳類の卵管は受精・初期発生に重要な器官であり、その内腔には様々な分子が存在する。我々はこれらのうち、卵管から分泌され配偶子を修飾する糖タンパク質OVGP1の生理機能の解明のため、これまでOvgp1欠損(KO)ハムスターを作成し、着床後に胚成長が停止することを明らかにした。本研究では、この個体発生停止時期を特定するため、着床後子宮を解析した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在までOVGP1を含めた卵管液性因子のin vivoにおける機能は未だ未解明な点が多い。個体発生におけるこの分子の機能を明らかにし、更に着床後の個体発生停止に関わるメカニズムを明確にすることが出来れば、妊娠するものの流産・死産を繰り返す不育症の新しい病態メカニズムの提示につながる可能性がある。
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