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WHO脳腫瘍分類における神経膠腫の分子診断に対する遺伝子解析技術の確立

研究課題

研究課題/領域番号 20H01116
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
審査区分 3220:恒常性維持器官の外科学、生体機能および感覚に関する外科学およびその関連分野
研究機関東京大学

研究代表者

松浦 令子  東京大学, 医学部附属病院, 技術補佐員

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
480千円 (直接経費: 480千円)
2020年度: 480千円 (直接経費: 480千円)
キーワード神経膠腫 / 分子診断 / MLPA法 / WHO脳腫瘍分類 / 神経膠腫分子診断
研究開始時の研究の概要

改訂WHO脳腫瘍分類で遺伝子解析による分子診断が神経膠腫の病理診断に必須となった。しかし分子診断が不整合な症例や非典型的な臨床経過を辿る症例も頻繁に見られ、新たに複数の遺伝子異常の解析が推奨されている。がんゲノム医療が本格化し神経膠腫治療おいても遺伝子パネル検査の活用が期待されるが、コスト面に課題がある。本邦の分子診断基盤をWHO分類の更なる改訂を見据えて整備しつつ、各遺伝子異常の臨床的意義を検証する。

研究成果の概要

2016年改訂脳腫瘍WHO分類では、神経膠腫の病理診断にIDH1/2遺伝子変異・染色体1p/19q共欠失等の遺伝子解析による分子診断が必須となった。しかし、解析の検査方法と解釈については一定の見解が得られていない。神経膠腫の分子診断に重要な遺伝子変異解析を、MLPA法による解析と従来のsanger法やMicrosatellite法との比較検証を行った。

研究成果の学術的意義や社会的意義

悪性脳腫瘍である神経膠腫はWHO分類で主にGradeⅡ~Ⅳに分かれ、GradeⅣを膠芽腫と呼ぶ。GradeⅡ~Ⅲの低悪性度神経膠腫において必須な分子診断の検査法に関して統一した見解はなく、本研究にて複数の検査法を比較検討することで、分子診断の確立に寄与すると期待される。

報告書

(2件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2023-03-23  

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