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補聴による耳鳴軽減の過程と程度に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 20H01122
研究種目

奨励研究

配分区分補助金
審査区分 3240:社会医学、看護学およびその関連分野
研究機関金沢大学

研究代表者

永井 理紗  金沢大学, 附属病院, 言語聴覚士

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
350千円 (直接経費: 350千円)
2020年度: 350千円 (直接経費: 350千円)
キーワード耳鳴 / 補聴器
研究開始時の研究の概要

本研究は、耳鳴の訴えとともに難聴が認められる患者に対し行うもので、補聴器の装用前と、装用後に定期的に耳鳴障害度問診票(Tinnitus Handicap Inventory : THI)による評価を行う。補聴器を装用することで耳鳴がどのように、またどの程度軽減していくものかその軽減曲線を明らかにする研究である。

研究成果の概要

当科を受診した患者のうち難聴が認められ、当科での補聴器外来に紹介、補聴を行ったものを対象とし、補聴器による耳鳴軽減の程度と過程を研究したものである。
紹介患者のうち耳鳴の訴えがありさらに経過を追えた患者は8名であった。両耳装用者4名中2名は6ヶ月後に耳鳴障害度は0となり、補聴器による耳鳴軽減効果が顕著であった。片耳装用者4名中2名に障害度の軽減が認められた。
耳鳴改善は5割の患者に認められ、補聴による耳鳴軽減効果が期待できることが示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

補聴器の装用により耳鳴が軽減する可能性があることは知られているが、定期的な追跡を行うことは通常なかったため、軽減していく過程と程度を明らかにし補聴器の有効性を評価した。耳鳴による障害度の軽減を曲線として表すことで、補聴効果の過程と程度を可視化し、無効な薬物治療に代わり早期からの補聴を促すことにつなげることで、認知機能や対人関係における患者自身のQOLの維持のみならず、昨今の高齢化社会においても活躍する人材の損失防止に結び付くものであり、これが本研究の学術的、社会的意義である。

報告書

(2件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2025-11-21  

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