研究開始時の研究の概要 |
低強度の加圧トレーニングは, 高強度トレーニングの実施が困難な高齢心疾患患者の筋力強化を狙える有用な方法と考えられるが, 心血管反応の科学的安全性が不十分という懸念もあり, さらなる安全性の検討が必要である. 本研究では, 心疾患患者に対し加圧トレーニングによる循環動態に影響を検討する. 被験者は健常者及び心疾患患者は各15名とし, レッグエクステンションによるレジスタンストレーニングを実施する. 標準的レジスタンストレーニングと加圧トレーニングによる循環動態の変化を非侵襲インピーダンス式心拍出量計(PhysioFlow)で測定し, 心血管応答の科学的安全性を検討する.
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