研究課題/領域番号 |
20H01219
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分01070:芸術実践論関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
ワダ・マルシアーノ ミツヨ 京都大学, 文学研究科, 教授 (10796238)
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研究分担者 |
Kim JoonYang 新潟大学, 人文社会科学系, 准教授 (00749955)
小川 翔太 名古屋大学, 人文学研究科, 准教授 (00800351)
板倉 史明 神戸大学, 国際文化学研究科, 教授 (20415623)
藤城 孝輔 岡山理科大学, 教育学部, 講師 (20887624)
早川 和宏 東洋大学, 法学部, 教授 (30329354)
常石 史子 獨協大学, 外国語学部, 准教授 (30332141)
久保 豊 金沢大学, 国際学系, 准教授 (30822514)
木下 千花 京都大学, 人間・環境学研究科, 教授 (60589612)
吉岡 洋 京都芸術大学, 文明哲学研究所, 教授 (70230688)
石田 美紀 新潟大学, 人文社会科学系, 教授 (70425007)
馬 然 名古屋大学, 人文学研究科, 准教授 (80623446)
小川 佐和子 北海道大学, 文学研究院, 准教授 (90705435)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
17,420千円 (直接経費: 13,400千円、間接経費: 4,020千円)
2023年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2022年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2021年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2020年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | 映像アーカイブ研究 / デジタル映像アーカイブ / 所有権/著作権/肖像権 / 博物館展示 / 16mmフィルムのデジタル化 / 地域上映 / ノスタルジア / デジタル保存 / 法定納付 / アニメ中間素材 / 記憶/記録 / 映画アーカイブス / データ保存 / メタデータ / デジタル修復 / 地域映像 / 映画祭 / 所有権/著作権 / デジタル・ヒューマニティーズ / アーカイバル・サイエンス / 映画 / アーカイブ |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、日本におけるデジタル映像アーカイブの新しい在り方の提言を目的とする。書籍・公文書・文化財のデジタルアーカイブ構築が謳われ始め久しくなるが、映像アーカイブのデジタル化は進んでいない。本研究では「産・官・学」からの参加者により、日本のデジタル映像アーカイブの未来がどうあるべきかを提言する。[1] 東京一極集中型のトップダウン型政治力によって決定するのではなく、[2] 一般ユーザーたちにとって使いやすい、[3] 点在する地方映像アーカイブの連携を可能にし、[4] 東アジア諸国を中心に海外の映像アーカイブと協賛を促す「ボトムアップのデジタル映像アーカイブとはどうあるべきか?」を探る。
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研究実績の概要 |
2021年4月24日:鎌倉市川喜多映画記念館で館長・大場正さんにインタビュー(国立近代美術館フィルム・ライブラリーについて)/2021年7月31日:川崎市市民ミュージアムを視察(当ミュージアム映像部門の学芸員・中西香奈子さんその他の皆様から、ミュージアムの現状について話を伺う)/2021年10月31日:2021KDFF 神戸発掘映画際 シンポジウムに参加「「デジタル映画アーカイブの未来研究:配信の可能性篇」/2021年11月6日:第1回映像アーカイブ研究会(日本映像学会)開催(レクチャー:「日本におけるフィルムアーカイブ活動史」石原香絵氏) /2022年1月22日:第2回映像アーカイブ研究会(日本映像学会)開催(レクチャー:「阪神・淡路大震災から考えるテレビとアーカイブ:災害映像アーカイブを400年後まで伝える」木戸崇之氏) /2022年1月:京都大学人文学連携研究者申請・採択ーー映像アーカイブの専門家(石原香絵氏)と映画研究者(ワダ・マルシアーノ)との連携研究ーー期間:2022年4月ー2024年3月/2022年3月20~21日:「デジタル映像アーカイブの未来研究」Vol.2 開催ーーメンバー数:15(対面参加:11;オンライン参加:4)
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
コロナ期が2年目を迎えたため、予定していた海外でのリサーチが未だ行えない状況である。国内のアーカイブのリサーチに方向を切り替えることと、国外アーカイブの配信状況に注目するなど、国内に留まりながらできることを行うように心がけた。
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今後の研究の推進方策 |
2022年4月ー2023年3月の推進方策 海外でのリサーチ予定は今のところない 国内でのリサーチ * 6月12日 木下恵介記念館(生誕110周年、久保さん発表) *7月30ー31日 論文集の構成決定 *2023年3月19ー20日 研究会・研究発表 (新潟大学)
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