研究課題/領域番号 |
20H01272
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02090:日本語教育関連
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研究機関 | 京都教育大学 |
研究代表者 |
濱田 麻里 京都教育大学, 教育学部, 教授 (80228543)
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研究分担者 |
和泉元 千春 奈良教育大学, 教育連携講座, 教授 (00625494)
金田 智子 学習院大学, 文学部, 教授 (50304457)
齋藤 ひろみ 東京学芸大学, 教育学研究科, 教授 (50334462)
河野 俊之 横浜国立大学, 教育学部, 教授 (60269769)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2020年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 教師教育 / 教師教育者の成長 / インタビュー調査 / 同僚性 / リフレクション / コア・リフレクション / コルトハーヘン / 教師教育者 / 日本語教育 / オートエスノグラフィー / インタビュー / ベテラン教師教育者 / SCAT / ALACTモデル / 外国人児童生徒等の教育を担う教員 / 日本語教員養成 / 現職教員研修 / 実践からの学び / 教員養成 / 教員研修 / 外国人児童生徒等 |
研究開始時の研究の概要 |
日本語教育の充実が求められている今,養成や研修による日本語教師の職能向上は急務であり,日本語教師の教育を行う「教師教育者」には大きな役割が期待されている。しかし,日本語教育の領域では,教師教育者に関する研究にはまだほとんど手が付けられていない。 本研究では外国人児童生徒等教育を担う教師の教育を行う教師教育者を取り上げる。教員養成を担当する大学教員,学校教員の研修を担当する指導主事,国際交流協会職員等,多様な立場の教師教育者を対象に,授業・研修の実施を通した成長の過程を分析する。そして教師教育者の成長を支援する方策を考える。
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研究成果の概要 |
本研究では,日本語教員の養成を担当する大学教員,日本語教員養成機関の教員,児童生徒の日本語指導を行う学校の管理職等,多様な教師教育者をを対象にインタビュー調査を行い,日本語教育における教師教育者の成長を支援する方策を検討した。その結果,(1) 学校管理職は教員の学び合いの促進をリソースの配置の工夫によって行っており,日々の学び合いのプロセスのデザインも含めて教師教育者の実践と捉えるべきであること,(2) 教師教育者が相互に成長を促し合う仕組みとして現状では十分なツールが存在せず,継続して開発に取り組む必要があること,等が明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本語教育の充実が求められている今,日本語教師の教育を行う「教師教育者」には大きな役割が期待されているが、その研究は端緒についたばかりである。本研究は、その射程について、提案をすることができた。
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