研究課題/領域番号 |
20H01287
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分02100:外国語教育関連
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研究機関 | 神戸市外国語大学 (2021-2023) 明海大学 (2020) |
研究代表者 |
濱田 彰 神戸市外国語大学, 外国語学部, 准教授 (50779626)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2021年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2020年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 英語教育 / 語彙指導 / メタ分析 / 適性処遇交互作用 / 適性 / 言語不安 / 外国語学習不安 / 心理測定 / 第二言語習得 / 自然言語処理 / 語彙 / 心理尺度 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は若手研究B「言語統計解析モデルに基づく英語語彙指導の最適化」の発展課題である。研究の目的は,様々な英語語彙指導法をデータベース化し,学習者の適性に応じて学習成果を最大化する支援システムを構築することである。特に,どのような学習者がどのような英語語彙指導法に対して最も高い学習効率を示すのか(適性処遇交互作用)をメタ分析により明らかにし,最適な指導法に学習者を割り当てるための診断システムをデータベースに統合する。このような学習支援システムの妥当性を評価することで,英語語彙指導における適性処遇交互作用を包括的に説明する理論的枠組みと,エビデンスに基づく英語語彙指導プログラムの提案を行う。
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研究成果の概要 |
本研究では,様々な英語語彙指導法をデータベース化し,学習者の適性に応じて学習成果を最大化する支援システムの構築を試みた。具体的には,どのような学習者がどのような英語語彙指導法に対して最も高い学習効率を示すのか (適性処遇交互作用) をメタ分析により明らかにした。さらに,最適な指導法に学習者を割り当てるための心理尺度による診断システムをデータベースに統合した。このような学習支援システムの妥当性を評価することで,英語語彙指導における適性処遇交互作用を包括的に説明する理論的枠組みと,エビデンスに基づく英語語彙指導プログラムの提案を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,過去の膨大な一次研究を系統化することで,個々の研究成果に囚われず,統一的な指標から指導の効果を評価できるメタ分析を用いた。適切なメタ分析から得られた知見は,エビデンスに基づく実践の枠組みにおいて,最も妥当性の高い証拠として扱われる。英語語彙指導に関するメタ分析の結果が得られたことで,学習者の個性に応じた指導が求められる外国語教育においては,学習者個々人の適性を正確に把握し,研究のエビデンスに基づく指導法を選択していくことが可能になったと言える。
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