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小学校英語教科化黎明期に顕現する学力差の緩衝を企図したミクシ型ウェブ教材の開発

研究課題

研究課題/領域番号 20H01288
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分02100:外国語教育関連
研究機関東洋大学

研究代表者

淺間 正通  東洋大学, 人間科学総合研究所, 客員研究員 (60262797)

研究分担者 前野 博  至学館大学, 健康科学部, 教授 (00369597)
志村 昭暢  北海道教育大学, 教育学部, 教授 (60735405)
岩本 勝幸  東海大学, 経営学部, 教授 (00824955)
エイティム ソイハン  東洋大学, ライフデザイン学部, 講師 (80822098)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
10,400千円 (直接経費: 8,000千円、間接経費: 2,400千円)
2022年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2021年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2020年度: 4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
キーワードミクシ / CLIL / 小学校英語 / ウェブ教材 / 小中接続 / フラッグフットボール / 4技能5領域 / 語彙習得 / Pay Reward / Verso Programme / 小学校英語教科化 / Unity / プラットフォーム / 小中英語連携 / スローラーナー / 4技能 / 学校外英語学習 / プレラーニング / 四技能連携 / 強調学習 / ミクシ型教材 / eラーニング / MIKSI / 表現運動 / 語彙数 / 四技能 / 小中連携 / TBCL / ミクシ型ウェブ教材 / wiki CMS
研究開始時の研究の概要

2020年4月より小学校英語がついに教科化へと衣を替えて新たなステージに突入することとなった。現場の戸惑いを他所に、これまで比較的スムーズに進展してきたが、今後の黎明期にあっては4技能指導、評価、小中接続など克服すべき課題が多い。中でも、教科化対象となる児童たちの学力差の問題は深刻である。彼らの中には幼稚園段階から保護者の意向を拠り所に早四技能指導に触れてきた子もおり、当初段階からかなりの学力差が生じていることが予測できる。そこで本研究はフィンランドの教育に通底する「ミクシ」の発想を核として、ウェブ上に有用な教材を展開して児童間の学力差の緩衝を図るのを旨とする。

研究成果の概要

本研究では、小学校英語スタートアップ時に、その学習履歴の差から早英語学力(獲得語彙数の差だけの場合も含む)に開きが生じている点に着目し、その検証を行うとともに、それを緩衝する手立てとして4技能の育成に寄与する小学校英語用ウェブ教材の開発を行った。とりわけ本質的な学びに繋げる意図から、フィンランドの初等教育において通底している教育理念「ミクシ(MIKSI)」に基づいた学習プロセスを提示した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究において開発した小学校英語用ウェブ教材は、CLILを援用することで教科「英語」において、児童たちの内発的動機付けに基づく予復習を始めとした自律学習を促すことに貢献する。同時にまた、4技能(Reading, Listening, Reading and Writing)を連携させたプラットフォームとなっているため、学習内容の本質的理解促進にも寄与する体系と言える。よって、スタートアップ時に顕現しつつある学校外英語学習経験の差異から生じる語彙力、聴解力、発信力などに纏わる習熟度と習熟不全の乖離の幅を大きく圧縮させることに貢献し得る点て意義深い。

報告書

(4件)
  • 2023 研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実績報告書
  • 2021 実績報告書
  • 2020 実績報告書
  • 研究成果

    (11件)

すべて 2023 2021 2020

すべて 雑誌論文 (2件) 学会発表 (6件) (うち招待講演 2件) 図書 (3件)

  • [雑誌論文] 授業中の教師のL2使用に対する学習者の意識とその変化2023

    • 著者名/発表者名
      志村昭暢
    • 雑誌名

      北海道教育大学紀要(教育臨床研究編)

      巻: 75 ページ: 131-142

    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [雑誌論文] ポストコロナ社会に活かしたいアナログ目線2020

    • 著者名/発表者名
      淺間正通
    • 雑誌名

      MORGEN

      巻: No.214 ページ: 8-9

    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
  • [学会発表] メディアに翻弄されるLAD/LASS議論への核心的問2023

    • 著者名/発表者名
      淺間正通
    • 学会等名
      異文化間情報連携学会
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 研究者の科研費採択歴を通して見る世相の変遷2023

    • 著者名/発表者名
      淺間正通
    • 学会等名
      異文化間情報連携学会
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 授業分析の手法を用いた英語授業研究の方法2023

    • 著者名/発表者名
      志村昭暢
    • 学会等名
      大学英語教育学会(JACET第4回ジョイントセミナー)
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [学会発表] 異文化理解の切り口で「思いやり」を科学する2021

    • 著者名/発表者名
      淺間正通
    • 学会等名
      第9回異文化間情報連携学会年次大会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] Japanese Universities’ Response to Global Pandemic Crisis: Harnessing Collective Intelligence to Activate Adaptive and Collaborative Leadership Practices2021

    • 著者名/発表者名
      Egitim Soyhan
    • 学会等名
      第38回異文化間情報連携学会定例研究会
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
  • [学会発表] 米国大統領就任宣誓Oath of Officeにみる現代米国事情2020

    • 著者名/発表者名
      淺間正通
    • 学会等名
      第8回異文化間情報連携学会年次大会
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
  • [図書] 健“幸”ライフ志向の総合英語2023

    • 著者名/発表者名
      淺間正通
    • 総ページ数
      66
    • 出版者
      南雲堂
    • ISBN
      9784523179511
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [図書] アカデミックスキルが学べる 情報リテラシーテキスト2023

    • 著者名/発表者名
      前野博(編著)
    • 総ページ数
      118
    • 出版者
      同友館
    • ISBN
      9784496056543
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [図書] デジタル・AI時代の暮らし力2020

    • 著者名/発表者名
      淺間正通
    • 総ページ数
      160
    • 出版者
      南雲堂
    • ISBN
      9784523265931
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2025-01-30  

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