研究課題/領域番号 |
20H01322
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分03030:アジア史およびアフリカ史関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
秋葉 淳 東京大学, 東洋文化研究所, 教授 (00375601)
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研究分担者 |
川本 智史 東京外国語大学, 世界言語社会教育センター, 講師 (10748669)
小笠原 弘幸 九州大学, 人文科学研究院, 准教授 (40542626)
守田 まどか 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 研究員 (40896304)
松尾 有里子 成蹊大学, 文学部, 客員研究員 (50598589)
澤井 一彰 関西大学, 文学部, 教授 (80635855)
岩本 佳子 京都大学, 文学研究科, 准教授 (90736779)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2023年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2022年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2020年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | オスマン帝国 / 社会階層 / ジェンダー史 / トルコ / 国際共同研究 / ウラマー |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、オスマン帝国の社会階層とジェンダーについて、(1)特定の社会集団の研究、(2)法・社会秩序とジェンダー、(3)文化と階層・ジェンダー、(4)構築される階層・ジェンダーという4つのアプローチから実証的研究を進めつつ、国際共同研究を通じて17世紀から20世紀初頭にかけてのオスマン帝国社会の変容と持続性について探究する。具体的には、(1)海外資料調査、(2)国内研究会、(3)招聘研究者によるワークショップ・セミナー、(4)海外学会への参加、(5)国際研究集会を柱とし、個別の実証的研究と国際的な連携に基づく協働との総合によって研究を進める。
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研究実績の概要 |
最終年度の23年度は、海外の国際学会への参加と、国内での国際研究集会・研究会の開催を主たる研究活動とした。 23年9月にウィーンで開催された第4回Turkologentag(トルコ研究ヨーロッパ会議)に "Social Status and Self-image of Old and New Social Groups in the Late Ottoman Empire" というパネルを企画して参加し、研究協力者の鈴木真吾氏(学振PD)、永島育氏(学振PD)、N. トゥルナ氏(ユルドゥズ工科大学)、分担者の岩本佳子氏が報告し、A. Kirmizi氏(マルマラ大学)が討論者を務めた。この会議で秋葉は別途シャリーア法廷の機能についての報告を行った。 24年1月にワークショップ "Military Elites in the Early Modern Islamicate World and Beyond"を開催した。G. ユルマズ氏(アクデニズ大学)、前田弘毅氏(東京都立大学)、永島氏、分担者の川本智史氏が発表し、オスマン帝国、サファヴィー朝そして日本近世の軍事エリートとその文化の検討を行った。 そのほか、24年3月のセミナー "Petitions and “Individuals”: First-Person Narratives and Historical Agency at Intersections of Diplomatic, Administrative, and Legal History" のほか、23年5月のオスマン史研究会第12回定例大会(分担者の澤井一彰氏ほか1名の発表)、24年3月のセミナー「オスマン帝国シャリーア法廷台帳再読」(秋葉の発表)を開催・共催した。 また、オスマン帝国裁判官の請負制に関する論文が学術誌に掲載された。
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現在までの達成度 (段落) |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和5年度が最終年度であるため、記入しない。
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