研究課題/領域番号 |
20H01559
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分07100:会計学関連
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研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
中川 優 同志社大学, 商学部, 教授 (40217683)
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研究分担者 |
安酸 建二 近畿大学, 経営学部, 教授 (00309494)
伊藤 正隆 京都産業大学, 経営学部, 准教授 (00706905)
北田 智久 近畿大学, 経営学部, 准教授 (00803777)
松木 智子 帝塚山大学, 経済経営学部, 教授 (10347180)
島 吉伸 近畿大学, 経営学部, 教授 (20319239)
西居 豪 専修大学, 商学部, 教授 (30439517)
窪田 祐一 南山大学, 経営学部, 教授 (40329595)
近藤 隆史 京都産業大学, 経営学部, 教授 (60336146)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
16,510千円 (直接経費: 12,700千円、間接経費: 3,810千円)
2022年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2021年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2020年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
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キーワード | 連結管理会計 / 海外子会社マネジメント / イノベーション / コントールパッケージ / 管理会計 / グローバル化 / 海外子会社 / グループ経営 / システム統合 / マネジメントコントロール / グローバル企業 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、最新のグローバル連結経営の実務を踏まえ、(1)グローバル連結経営および関連する会計システム・実務の統合における、管理会計に関わる現状と課題について経験的データによる解明、(2)管理会計担当者および海外子会社などの現場マネジャーらの連結経営を推し進める上での、マネジメントコントロール上の新たな役割・機能の探索とその効果の解析、さらに、(3)グローバルレベルでのM&A等に伴う、管理会計システム・実務の統合と知識移転・イノベーションとの関係性についての検証、といった大きく3つの視点により、連結管理会計の機能・効果の理論的・定量的・定性的な解明を試みる。
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研究成果の概要 |
最初に、連結管理会計の意義を検証する前提として、イノベーションの促進やそのための組織や推進役などの必要性について検討をおこなったきた。その後に、過去に行った分析と同様に連結対象である海外子会社に対して、どのようなコントロールの手段が用いられているのかを因子分析と共分散構造分析を用いた分析を行った。結果としては、過去の同様のデータを用いた分析と同じように、複数のコントロール手段を併用して海外子会社のマネジメントを行っていることが明らかとなった。また、連結管理会計を考慮する際にM&Aによる事業取得とその後の事業統合(PMI)の実態について、約5000社に対してアンケート調査を実施した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、海外子会社を含むグループ全体としてのマネジメント・コントロールの実態について明らかにした。これは、従来からのコントールパッケージの概念が、日本企業の連結管理会計とりわけ海外子会社のマネジメントに適用されている実態を明らかにできた。本社との物理的な距離だけではなく、文化などの相違がある環境下での海外子会社のマネジメントにおいては、単一のコントロール・システムのみでは、うまく機能することができず、コントロール・システムの適切な組み合わせが必要であることを実証的に明らかにできたことである。
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