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重篤なアレルギー症状に関与する甲殻類アレルゲン構造の解明

研究課題

研究課題/領域番号 20H01614
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分08030:家政学および生活科学関連
研究機関京都大学

研究代表者

丸山 伸之  京都大学, 農学研究科, 教授 (90303908)

研究分担者 福冨 友馬  独立行政法人国立病院機構(相模原病院臨床研究センター), アレルゲン研究室, 室長 (30463110)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
2022年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2021年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2020年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
キーワードallergen / food / antibody / 甲殻類 / アレルゲン / 抗体 / 食物アレルギー / 構造 / エピトープ
研究開始時の研究の概要

本研究では、アレルギー専門の臨床機関において正確に診断された甲殻類に対してアレルギー症状を示す患者の血清を用いて、重篤なアレルギー症状に関与するアレルゲンを解析するとともに、抗体を用いた新規かつ汎用的な解析法を確立することにより、その症状に関わる構造領域を解明する。本研究での成果は、安全な食素材の育種やアレルゲン性を低減化する調理法の開発にも寄与する。

研究成果の概要

食物アレルギーで苦しむ人の数は世界で増加の一途をたどっている。特に、甲殻類は国内外の食物アレルギーの原因食品として重要である。我々は甲殻類のアレルゲンと臨床的病型との関係について解析し、部分的にそれらの関係を明らかにした。また、臨床症状との関係について指摘されている構造的エピトープについて、カルシウム結合性タンパク質を対象に解析に利用できる小型抗体を探索し、そのスクリーニングに成功するとともに、その組換えタンパク質についても作製した。これらの研究を発展させることにより、甲殻類の様々な臨床的病型に関わるアレルゲンの同定と、甲殻類アレルギーの臨床型とエピトープの関係を解明することに寄与する。

研究成果の学術的意義や社会的意義

甲殻類アレルギーは国内外で非常に重要な研究対象であり、ゲノム編集などの新技術による安全な食素材の開発やアレルゲン性を低減化する調理法の開発にも寄与することが期待される。

報告書

(4件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実績報告書
  • 2020 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて 2023 2022

すべて 学会発表 (2件) (うち国際学会 2件、 招待講演 2件) 図書 (1件)

  • [学会発表] Novel components to diagnose food allergy2022

    • 著者名/発表者名
      Nobuyuki Maruyama
    • 学会等名
      2022 International Congress of 50th Anniversary KAAACI
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
    • 国際学会 / 招待講演
  • [学会発表] Allergen components to diagnose food allergy2022

    • 著者名/発表者名
      Nobuyuki Maruyama
    • 学会等名
      49th PHILIPPINE SOCIETY OF BIOCHEMISTRY & MOLECULAR BIOLOGY Annual Convention
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
    • 国際学会 / 招待講演
  • [図書] 臨床栄養2023

    • 著者名/発表者名
      丸山伸之
    • 総ページ数
      3
    • 出版者
      医歯薬出版
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2024-01-30  

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