研究課題/領域番号 |
20H01713
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09070:教育工学関連
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
重田 勝介 北海道大学, 情報基盤センター, 准教授 (40451900)
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研究分担者 |
八木 秀文 東北大学, オープンオンライン教育開発推進センター, 特任講師 (00740127)
武田 俊之 関西学院大学, 高等教育推進センター, 教育技術主事 (70227031)
金子 大輔 北星学園大学, 経済学部, 教授 (70397438)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
15,990千円 (直接経費: 12,300千円、間接経費: 3,690千円)
2022年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2021年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
2020年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
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キーワード | 教授学習支援システム / 教育工学 / OER / 教育改善 / 教材改善 / 教育学習支援システム |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、オンライン学習の質向上を支援するための手法を開発するため、学習要素とコンテンツの紐付けおよびバージョン管理を可能とする構造化されたST-OER(STructured Open Educational Resources)開発手法を提案する。またST-OERを用いたオンライン学習により効果的な学習支援と教材改善のためのデータ蓄積を継続的に行う、学習支援ポータルサイトを開発し評価する。
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研究成果の概要 |
本研究では、OERを学習履歴データから得られるエビデンスに基づいて継続的に改善する手法を提案した。そのために、構造化されたOER(ST-OERと呼称)を継続的に改善する学習管理システムのフレームワークと機能を整理し、既存のOERからST-OERを開発・蓄積する学習支援ポータルサイトを開発した。このポータルサイトをオープンソースのLMS(Moodle)にプラグインを追加し開発することで、ST-OERの蓄積とバージョン管理、ST-OERの一般公開と教育者間での共有を行う機能を実現した。これを実際のオンライン学習に用いるOERの継続的な改善を行うことで、本研究の有効性を評価した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、バージョン管理とオンライン教育による継続的改善が必ずしも容易でないOERを、学習履歴データから得られるエビデンスに基づいて継続的に改善する手法を提案し、OERを開発・蓄積する学習管理システムのフレームワークと機能を提案することができた。また、本ポータルサイトをオープンソースのLMS(Moodle)にプラグインを追加して実現することで、他の教育者も利用しやすい汎用的なツールとして提供することができた。加えて、実際のオンライン学習に用いるOERの継続的な改善に適用し、本研究の有効性を評価することができた。
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