研究課題/領域番号 |
20H01744
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分09080:科学教育関連
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
坂本 美紀 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (90293729)
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研究分担者 |
山口 悦司 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (00324898)
伊藤 真之 神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (40213087)
益川 弘如 聖心女子大学, 現代教養学部, 教授 (50367661)
松河 秀哉 東北大学, 高度教養教育・学生支援機構, 講師 (50379111)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
16,380千円 (直接経費: 12,600千円、間接経費: 3,780千円)
2022年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2021年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
2020年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
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キーワード | オープンサイエンス / 科学教師教育 / オープンサイエンス・リテラシー / 教師教育 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は,市民のオープンサイエンス・リテラシーを向上させる専門的な知識と技能を有した科学教師を養成するための教育プログラムについてのものである。具体的には,1.オープンサイエンスの教育利用に「エンゲージメント理論」を包含した指導理論を構築して,2.市民の科学への主体的な参加・支援を促進する教師・指導者の教育プログラムを開発し,3.大学,大学院および地域の現職研修・指導者研修との連携の元に実証研究を展開し,4.量的・質的データによる有効性の検証を行い,指導理論・指導法・評価法に関する学術研究と教育実践の成果を国内外に発信することを目的とする
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研究実績の概要 |
(1)科学教師教育プログラムの開発:市民としての大学生と小学生を主な対象として,オープンサイエンスの活動とその水準,教育目標とするオープンサイエンス・リテラシーの具体的内容とそれぞれの評価方法を確定した。それを踏まえて,市民の科学への主体的な参加・支援を促進する科学教師教育プログラムを開発した。開発した科学教師教育プログラムの形態は,研究者と協働して市民教育プログラムの開発・実施に参画するというものであった。 (2)科学教師教育プログラムの実証実験:研究代表者や研究分担者などの所属機関などにおいて,実証実験を展開した。収集した量的・質的データの分析結果に基づき,教材ならびに教育内容や指導法を含めたプログラムの有効性や改善点の検証を行った。 (3)科学教師教育プログラムの評価法の検証:上記の分析を進める中で,開発した評価法の妥当性や信頼性の検証を進めた。例えば,リスク重視傾向の観点から,作成した評価のルーブリックの妥当性や,採用した指標の弁別性などを明らかにした。また,現職教員の研修プログラムとして実施する際の課題や問題点について,質的検討より明らかにした。 (4)研究の総括と成果発表:上述の研究成果について,日本科学教育学会の学術論文,ESERA 2023の査読付国際会議発表,日本心理学会,日本発達心理学会,日本科学教育学会,日本理科教育学会の国内学会発表として成果発表を行った。併せて,研究の総括を行った。
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現在までの達成度 (段落) |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
令和4年度が最終年度であるため、記入しない。
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