| 研究課題/領域番号 |
20H01910
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| 研究種目 |
基盤研究(B)
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| 配分区分 | 補助金 |
| 応募区分 | 一般 |
| 審査区分 |
小区分15020:素粒子、原子核、宇宙線および宇宙物理に関連する実験
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| 研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 (2023-2024) 東京大学 (2020-2022) |
研究代表者 |
道正 新一郎 国立研究開発法人理化学研究所, 仁科加速器科学研究センター, チームリーダー (80392140)
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| 研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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| 研究課題ステータス |
完了 (2024年度)
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| 配分額 *注記 |
17,940千円 (直接経費: 13,800千円、間接経費: 4,140千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2021年度: 5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2020年度: 8,840千円 (直接経費: 6,800千円、間接経費: 2,040千円)
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| キーワード | 実験核物理 / 不安定核 / 二陽子放出 / 核質量測定 |
| 研究開始時の研究の概要 |
本研究では、二陽子放出現象の機構解明を目指している。二陽子放出現象は、α、β、γ壊変に続き、2002年に発見された新たな壊変様式である。この現象は非束縛二陽子系のトンネル効果を伴うため、その理解には弱く束縛した二陽子の相関を評価することが不可欠である。原子核質量は核子相関の結合エネルギーを反映するので、二陽子放出核45Fe, 48Niを含めた、まだ質量が測定されていない陽子過剰原子核の質量測定を系統的に行い、その結果から原子核内の二陽子相関の性質を明らかにすることを目指す。
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| 研究成果の概要 |
本研究は、二陽子放出現象の機構解明をめざし、その検討に本質的なニッケル同位体までの陽子ドリップライン周辺核の質量データを取得することを目的としている。上記の核領域を対象とした質量測定実験を理化学研究所仁科加速器科学研究センター RIBF施設において、BigRIPS-OEDO-SHARAQビームラインを使用して実施した。実験の結果、ドリップライン核であり二陽子放出核でもある45Fe,48Niの質量をはじめて取得できた。
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| 研究成果の学術的意義や社会的意義 |
原子核の稀少崩壊様式である二陽子放出現象と陽子数・中性子数の変化に伴う原子核構造をつなぐ核質量を系統データとして得られた。不安定原子核の崩壊には、陽子放出、アルファ放出、核分裂など、放出粒子が核内からトンネル効果を介して崩壊するチャンネルがいくつか見られる。本研究研究は、原子核内構造の変化を通して二陽子という非束縛粒子の放出の理解を推進し、新たな原子核描像を生み出すことに繋がってゆく。
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