研究課題/領域番号 |
20H02045
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分18020:加工学および生産工学関連
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研究機関 | 豊橋技術科学大学 |
研究代表者 |
柴田 隆行 豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (10235575)
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研究分担者 |
沼野 利佳 豊橋技術科学大学, エレクトロニクス先端融合研究所, 教授 (30462716)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
18,070千円 (直接経費: 13,900千円、間接経費: 4,170千円)
2022年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2021年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2020年度: 10,530千円 (直接経費: 8,100千円、間接経費: 2,430千円)
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キーワード | 遺伝子導入技術 / 電気穿孔法 / iPS細胞 / ゲノム編集 / マイクロ流体デバイス |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では,微小液滴内(極微小反応場)に単一細胞と導入遺伝子を封入し,同一のマイクロ流路内で連続的に電気穿孔を行う高効率かつ低侵襲な遺伝子導入技術の開発を目指している.特に,世界的に圧倒的な供給不足となっている人工多能性幹細胞(iPS細胞)の安全かつ高効率な自動化量産技術を実現することで,iPS細胞を用いた再生医療の実現や創薬研究の推進を支援する.
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研究成果の概要 |
本研究では,マイクロ流体チップテクノロジーを応用し,微小空間内での高効率な遺伝子導入を行うための電気穿孔技術を開発した.本提案技術を用いて,不死化リンパ芽球様細胞株(LCL細胞)からのヒト人工多能性幹細胞(iPS細胞)の樹立に成功した.将来的には,安全・高効率な遺伝子導入システムとしての装置化を図り,革新的なiPS細胞量産プラットフォームを提供する.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
細胞への遺伝子導入技術は,高度先進医療技術および革新的医薬品開発における基盤技術として重要な役割を担っている.特に,人工多能性幹細胞(iPS細胞)を利用した再生医療・創薬に大きな期待が寄せられている.本提案技術は,安全かつ高効率なiPS 細胞の自動化量産技術としての応用展開が期待できる.
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