研究課題/領域番号 |
20H02269
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分22050:土木計画学および交通工学関連
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
屋井 鉄雄 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (10182289)
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研究分担者 |
福田 大輔 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授 (70334539)
平田 輝満 茨城大学, 理工学研究科(工学野), 教授 (80450766)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
2022年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2021年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
2020年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
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キーワード | エネルギー統合型道路 / 拡張道路インフラストラクチャ / メンタルエンベロープ理論 / 自動運転公共交通システム / 次世代モビリティ / 歩行者空間シミュレータ / 交通安全 / ドライビングシミュレータ / 自動運転交通システム / ドライビングシミュレーション / *エネルギー統合型道路 |
研究開始時の研究の概要 |
自動運転技術を中心とする次世代モビリティが劇的に進展する中、都市面積の2割弱を占める一般道路をより多面的に社会貢献できる空間とするため、要素技術開発を超えた全体を俯瞰する学術研究の必要性がある。本研究では、次世代モビリティとエネルギーシステムが結合された道路公共交通システムと、高質化・高機能化された“拡張型道路インフラ”(ARI)について、それらが適切に共進化するための技術的・社会的条件を学術的に明らかにすることを目的とする。そのために、①ARIの技術提案と社会の受容性の検討、②エネルギー統合型道路モビリティシステムの提案、③エンベロープ理論の構築とARIの及ぼす影響の分析を行いとりまとめる。
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研究成果の概要 |
技術イノベーションを通じて道路インフラの各種要素や機能が再構成されたARI(拡張型道路インフラ)として、エネルギー要素を最大限活用する新たな道路システムを構想した上で、道路、モビリティ、エネルギーの各々に着目して、各々が適切に共進化するための技術的かつ社会的な条件を学術的に明らかにすることを目的に研究を推進した。特に一般道路に着目し、その要素を分解した上で道路機能を総合的に再構築することを目指し、今後の道路インフラ・空間に新たな価値を与える方法を検討し、その過程で現れる道路インフラ、エネルギー、モビリティ、人間の各課題を横断的に研究した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
一般道路におけるエネルギー統合型道路モビリティの分析シミュレータ、歩行者空間におけるエンベロープ分析シミュレータ、高齢ドライバーの運転挙動分析のためのドライビングシミュレータシステムなどを構築して研究を行い新たな学術的成果を挙げるとともに、ARIを構成する各要素の最新の研究開発動向を体系的に整理し、メンタルエンベロープという空間利用時の新たな理論提案に基づいて今後の公共空間利用のありかたを提案したことなどに特に社会的意義が認められる。
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