研究課題/領域番号 |
20H02309
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分23020:建築環境および建築設備関連
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
鍵 直樹 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授 (20345383)
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研究分担者 |
金 勲 国立保健医療科学院, その他部局等, 上席主任研究官 (00454033)
諏訪 好英 芝浦工業大学, 工学部, 教授 (10416836)
並木 則和 工学院大学, 先進工学部, 教授 (40262555)
柳 宇 工学院大学, 建築学部(公私立大学の部局等), 教授 (50370945)
東 賢一 近畿大学, 医学部, 准教授 (80469246)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
18,070千円 (直接経費: 13,900千円、間接経費: 4,170千円)
2022年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2021年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2020年度: 10,400千円 (直接経費: 8,000千円、間接経費: 2,400千円)
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キーワード | 室内空気質 / 浮遊粒子状物質 / 室内発生 / 実態調査 / モデル化 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では,滞在時間の長い住宅室内における空気汚染物質の中で,浮遊粉じん,堆積粒子(ハウスダスト),PM2.5,超微粒子などの粒子状物質を対象に,室内空間における実態を明らかにするために,粒子の侵入,発生・生成,沈着,再飛散,付着・吸着,排気,再飛散などの動的挙動を実測,実験及び数値解析により解明することで,室内での粒子の挙動を明らかにすることを目的とする。住宅の気密性能,換気設備,居住者のアクティビティ,住まい方,その他の環境条件など,室内粒子の発生,空気中での挙動などを考慮し,居住者の個人曝露のモデル化により,複合的な室内空気汚染機構の解明,健康リスク評価及び対策について示す。
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研究成果の概要 |
本研究では,室内における空気汚染物質の中で,浮遊粉じん,堆積粒子(ハウスダスト),PM2.5,超微粒子などの粒子状物質を対象に,室内空間における実態を明らかにするために,粒子の動的挙動を実測,実験及び数値解析により解明することで,室内での粒子の生涯を明らかにすることを目的とする。 室内環境における粒子状物質の挙動について,室内の動態を考慮に入れて検討することを目的とし,いくつかの検討を行った。室内発生粒子の除去性能評価手法として濃度減衰法を適用し,沈着を考慮した計算方法を提案し,実空間での実測結果について,概ね減衰係数の予測ができており,本手法の適用可能性を示した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究においては,室内環境における浮遊粒子の挙動に着目し,粒子が室内に発生してから空間中での存在形態,人への影響まで,室内環境中での粒子の挙動を把握することが目的となっている。住宅室内においては,居住者のアクティビティにより様々な組成,粒径の粒子が発生している。また,住宅室内の曝露評価として呼吸による吸引曝露など,汚染経路の検討にも発展させることで,室内環境における総合的な健康リスク評価へ提案することが期待できる。さらに,2020年より新型コロナウイルス感染症により,室内における空気感染(エアロゾル感染)の防止の観点から,模擬飛沫による挙動解析についても,同様に応用することも可能である。
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