研究課題/領域番号 |
20H02371
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分24020:船舶海洋工学関連
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
濱田 邦裕 広島大学, 先進理工系科学研究科(工), 教授 (40294540)
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研究分担者 |
満行 泰河 横浜国立大学, 大学院工学研究院, 准教授 (40741335)
和中 真之介 国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所, その他部局等, 研究員 (50846863)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)
2022年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
2020年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
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キーワード | 船舶設計システム / 価値連鎖 / 海事クラスタ / 設計支援 / 需要予測 / 船舶動静データ |
研究開始時の研究の概要 |
日本の海事産業の持続的発展のためには海事クラスタを有効に利用し,その価値連鎖を実現することが極めて重要と指摘されている.しかしながら,船舶の性能向上や長寿命化により船舶の運用がどのように変わり,そのライフサイクルにおいてどのような価値を創成するかについては,現状の設計支援システムでは検討することができない. 本研究では,船舶の性能向上や長寿命化,コストダウンなどが,船舶の運用に与える影響を定量的に検討できるシステム環境を開発し,海事クラスタ全体の価値連鎖を考慮して船舶性能向上の方向性を検討するための新たな設計支援の枠組を提案する.
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研究成果の概要 |
日本の海事産業の持続的発展のためには海事クラスタを有効に利用し,その価値連鎖を実現することが極めて重要と指摘されている.しかしながら,性能向上や長寿命化により船舶の運用がどのように変わり,そのライフサイクルにおいてどのような価値を創成するかについては,現状の設計支援システムでは検討することができない. 本研究では,船舶の性能向上や長寿命化,コストダウンなどが,船舶の運用に与える影響を定量的に検討できるシステム環境を開発した.これにより,海事クラスタ全体の価値連鎖を考慮して船舶性能向上の方向性を検討するための新たな設計支援の枠組を提案した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでの船舶設計システムは造船所の意思決定を支援するものであった.本研究では運用中の効果やルールの影響なども含めより広い範囲から船舶設計を捉えており,船舶設計における検討範囲を大幅に拡大している.このような研究は海事クラスタが集積する日本でのみ実施可能な創造性の高い研究である.
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