研究課題/領域番号 |
20H02486
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分26050:材料加工および組織制御関連
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研究機関 | 中部大学 |
研究代表者 |
鈴木 浩文 中部大学, 工学部, 教授 (20282098)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
16,900千円 (直接経費: 13,000千円、間接経費: 3,900千円)
2023年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2022年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2021年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2020年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
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キーワード | マイクロインデンテーション / 超音波振動援用 / アモルファス金属 / テキスチャリング / ダイヤモンド圧子 / レーザ加工 / 超音波援用インデンテーション / 無電解Ni-P / 形状転写性 / 表面粗さ / バリ / ナノインデンテーション / 微細形状 / 超音波振動 / インデンテーション / 微細加工 / 形状精度 |
研究開始時の研究の概要 |
表面に微細なパターンを創成するテキスチャリングのニーズが増大しているが,従来の機械的除去加工は,低効率,量産性が劣るなど問題がある.本研究では高能率加工を行うためナノインデンテーションに着目し,レーザ加工により単結晶ダイヤモンドなどの圧子を創成し,超音波振動援用のナノインデンテーションシステムを開発し,超音波振動を付加することによる無電解Ni-Pなどのアモルファス金属材料の高精度・高能率塑性変形メカニズムを解明し,加工条件を最適化し,微細で構造的な超精密形状の創成の高精度・高能率加工を行う.
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研究成果の概要 |
高能率加工を行うために変形加工である「ナノインデンテーション」に着目し,レーザ加工を応用した単結晶ダイヤモンド等のマイクロ圧子を創成し,超音波振動援用のナノインデンテーションシステムを開発し,超音波振動を付加することによる無電解Ni-Pなどのアモルファス金属材料の高精度・高能率塑性変形特性を明らかにし,微細で構造的な超精密形状の創成の高精度・高能率加工を実現することを検討した.その結果,無酸素銅,黄銅,無電解Ni-Pなどの精密金型材料に対して,高精度で高能率に微細加工できるを示した.最後に,テキスチャリングの効果について評価実験を実施し,光学的な効果と生体的な効果について示した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
表面にナノ・マイクロメータレベルのテキスチャリング創成のニーズが増大し,光学レンズの回折効果の付加・色消し効果の付加,歯科用Tiインプラントの生体細胞融合性の向上,表示パネルの反射防止機能の付加,ソーラパネルの吸収率の向上,撥水性の向上など様々な効果が期待されている.従来の切削加工に比べて効率の悪い,量産性が期待できるため,テキスチャリング基板や金型の高精度で高能率な加工が実現できるなど,実用面での意義が深い.
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