研究課題/領域番号 |
20H02760
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分34020:分析化学関連
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
渡慶次 学 北海道大学, 工学研究院, 教授 (60311437)
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研究分担者 |
谷 博文 北海道大学, 工学研究院, 准教授 (10271644)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)
2022年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2021年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2020年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
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キーワード | 紙デバイス / 免疫分析 / 細胞アッセイ / 教育ツール / 分析化学 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は、高い分析性能(精度・感度)を持つ高性能紙デバイスを開発するとともに、紙デバイスの多方面への応用を実現するための基盤技術の構築することである。流路体積のばらつきの少ない紙デバイスの作製法と均一性の高い紙を開発することで、分析性能が悪いものという紙デバイスの既成概念を覆す、高精度・高感度な高性能紙デバイスを開発する。様々な紙デバイス(免疫分析デバイス、細胞アッセイデバイス、細胞分離デバイス、教育ツール用デバイス)を開発することで、分析化学・ライフサイエンス・化学教育などの分野に大きく展開する。
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研究成果の概要 |
本研究では、分析性能が悪いものという従来の紙デバイスの既成概念を覆す、高い分析性能(精度・感度)を持つ高性能紙デバイスを開発するとともに、紙デバイスの多方面への応用を実現するための基盤技術を構築し、分析化学分野へ大きく展開することを目的とする。具体的には、A:分析性能の高い紙デバイスの研究(画像解析技術を含む)、B:免疫分析デバイスの開発、C:細胞アッセイ及び細胞分離デバイスの開発、D:教育ツール用デバイスの開発、の研究項目を実施した。これにより、紙デバイスを分析化学・ライフサイエンス・化学教育などの分野に大きく展開することに成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発された各種紙デバイスは、食品分析、環境分析、リモートラーニング(科学実験)など幅広い分野へ応用されることが期待される。特に、スマートフォンと組み合わせて利用することで、さまざまなオンサイト分析の新しいツールとしての利用が期待できる。
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