研究課題/領域番号 |
20H02878
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分37030:ケミカルバイオロジー関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
Kim Minsoo 京都大学, 医学研究科, 准教授 (50466835)
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研究分担者 |
山吉 麻子 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(薬学系), 教授 (70380532)
水島 恒裕 兵庫県立大学, 理学研究科, 教授 (90362269)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2023年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
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キーワード | 病原細菌 / ケミカルバイオロジー / 抗菌剤 / 蛋白質分解 |
研究開始時の研究の概要 |
既存の抗生剤には多剤耐性菌の出現・蔓延と、腸内細菌叢の破壊といった重大な問題がある一方、これらを克服する新規感染症治療薬が希求されているものの、2010年代以降新薬は殆ど上市されていない。本研究では、既存抗生剤の作用機序とは異なり、常在菌には作用せず、病原細菌の病原性惹起に必要な特異的メカニズムを狙った、全く新規のコンセプトから成る感染症治療方法を創出するを目指す。
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研究成果の概要 |
既存抗生剤とは作用機序が異なり、多剤耐性菌にも効く、病原細菌のみに効果があり、常在菌や宿主(ヒト)には作用しない、全く新規の細菌感染治療薬の創出がアンメット・メディカル・ニーズとして待望されている。本研究では、既存抗生剤とは異なる作用機序で働き、常在菌には作用せず、病原細菌の病原性に特異的なメカニズムを狙った、全く新たなコンセプトでの感染症治療薬の創出を行った。具体的には、「病原因子の病原性を抑制する化合物」を創出し、病原因子の機能抑制による細菌感染症治療薬の基盤構築を目指した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
薬剤耐性菌による感染症は、生命を脅かす危険性があり、アンメット・メディカル・ニーズは極めて高い。本研究で開発される新しい概念の感染症治療薬は、新興・再興感染症に対するグローバルな感染症対策に対して更なる貢献が期待できる。学術的には、遺伝子操作が不可能な病原細菌に対して、本化合物は、病原蛋白質をノックアウトするツールとして利用可能で、病原因子の感染に果たす分子メカニズム解明に貢献すると考えらえる。
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