研究課題/領域番号 |
20H03265
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分44020:発生生物学関連
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
石黒 啓一郎 熊本大学, 発生医学研究所, 教授 (30508114)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
2022年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2021年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2020年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
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キーワード | 減数分裂 / 体細胞分裂 / 生殖細胞 / 生殖 / 不妊 / RB / 性差 / 染色体 / 細胞周期 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は減数第一分裂の細胞周期制御機構の解明を目的とする。減数分裂は通常の体細胞と同様の細胞周期の機構を巧みに転用しながらも、減数分裂仕様にプログラムされているが、そのメカニズムの詳細はわかっていない。本研究計画では、①減数第一分裂前期に関わる新規因子の解析、②STAR8-Rb相互作用の減数分裂における役割の解明、(3)減数第一分裂前期の雌雄性差の解析について解明を目指す。
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研究成果の概要 |
本研究は、減数第一分裂の細胞周期制御機構の解明を目的として実施された。減数分裂開始因子MEIOSINの標的遺伝子の解析から、新規の減数分裂の制御因子を同定した。また減数分裂の開始の制御には雌雄性差があることや、レチノブラストーマRbとSTRA8との相互作用が調節に働くことを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で見いだされた新規の減数分裂関連遺伝子の発見は、不妊の原因解明に資することが期待される。また、減数分裂の開始の制御には雌雄性差があることや、特にメスの減数分裂の開始には癌抑制遺伝子レチノブラストーマによる制御があることが判明して、卵子発生におけるメカニズムの理解が進んだ。
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