研究課題/領域番号 |
20H03365
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分47010:薬系化学および創薬科学関連
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
藤田 美歌子 熊本大学, 大学院生命科学研究部(薬), 特任教授 (00322256)
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研究分担者 |
大塚 雅巳 熊本大学, 大学院生命科学研究部(薬), 客員教授 (40126008)
立石 大 熊本大学, 大学院生命科学研究部(薬), 特任助教 (50846011)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
2022年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2021年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2020年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
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キーワード | HIV根絶 / Gag / イノシトールリン脂質 / アポトーシス / プロドラッグ体 / HIV |
研究開始時の研究の概要 |
1980年代にエイズの世界的流行が始まった頃、これは死の病であった。その後に原因ウイルスHIVに対する薬が多数開発され、エイズ発症抑制が可能となった。しかし体内に潜むHIVを完全に除去することはできない。この完全治癒が、現在のエイズ治療における最大の目標である。研究代表者らは、L-HIPPOと名付けた非天然型イノシトールリン脂質がHIV放出を抑制し、感染細胞にHIVを閉じ込めアポトーシスを誘導するユニークな現象を報告した。HIV感染細胞の除去を目指してこの現象を臨床応用まで発展させるため、本研究では細胞膜に透過しやすく改変したL-HIPPO誘導体の構造を最適化し、医薬品候補を創出する。
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