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アルツハイマー病の病理と睡眠障害ーアミロイドPET・タウPETと睡眠指標との関連

研究課題

研究課題/領域番号 20H03609
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分52030:精神神経科学関連
研究機関国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター

研究代表者

高野 晴成  国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 脳病態統合イメージングセンター, 部長 (30348792)

研究分担者 栗山 健一  国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 精神保健研究所 睡眠・覚醒障害研究部, 部長 (00415580)
高畑 圭輔  国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 量子医科学研究所 脳機能イメージング研究部, 研究員 (20645311)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
17,550千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 4,050千円)
2023年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2022年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2021年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
キーワードアルツハイマー病 / アミロイドPET / タウPET / 睡眠 / PET / アミロイド / タウ / MRI / アルツハイマー型認知症
研究開始時の研究の概要

近年、睡眠障害とアルツハイマー型認知症(AD)との関連が注目されている。本研究では高齢健常者およびADが疑われる患者を対象に脳構造MRI(各磁気共鳴撮像)、アミロイドPET(陽電子放出撮像)、タウPETを施行し、脳内AD病理の有無とその程度を評価する。さらに各種質問紙と睡眠生理学的検査を用いて睡眠覚醒障害について評価する。それらにより健常者から軽度認知障害、ADまでの段階に応じた睡眠に関する指標を得て、AD病理の進展に伴う睡眠障害の病態との関連を明らかにする。

研究実績の概要

本研究では睡眠障害とアルツハイマー型認知症(AD)の関連を見るために、健常高齢者およびアルツハイマー型認知症(AD)スペクトラム(ADによる軽度認知障害 、プレクリニカルADを含む)患者を対象にアミロイドPET(陽電子放出断層撮像)、タウPET、脳構造MRI(核磁気共鳴画像)を施行し、脳内AD病理の程度に基づいて被験者を段階分けするとともに、対象者の各種質問紙と客観的な睡眠生理学的検査(終夜睡眠ポリグラフ検査、アクチグラフ等)を用いた睡眠指標を得る。さらに臨床評価や認知機能検査と合わせて、AD病理の有無およびその程度とAD病理の進展に伴う睡眠の変化を明らかにし、これらの関連の生物学的理解を得ることを目的とする。本研究ではタウPETプローブとしてF-18 florzolotau(量研機構放射線医学総合研究所が開発、現在はアプリノイア社がライセンス保有)を使用し、アミロイドPETは研究用として広く使われているC-11 PiBを使用する。当院外来患者および広く公募した健常志願者の合計27人の研究参加の同意を取得している(プレクリニカルAD含む)。これら研究参加者に対し、順次脳MRI、臨床評価・認知機能検査、アミロイドPET、タウPET、睡眠関連検査、血液検査を施行中であり、現在までに18人完遂している。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

PET薬剤を合成するホットラボのエアコン・システムが故障し、初夏から夏にかけて数ヶ月間PET検査ができなかった。その後は回復基調にあるが、健常者に比較して患者群の組入がやや遅れている。

今後の研究の推進方策

昨年度課題であった健常者の募集は折込チラシを利用したところ多数の応募があった。患者募集に関しては自身も所属する認知症センターのスタッフにさらに協力を呼びかけ、臨床研究コーディネーターが広く該当しそうな患者のカルテ調査を行ってリクルートの強化を図る。

報告書

(3件)
  • 2022 実績報告書
  • 2021 実績報告書
  • 2020 実績報告書

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2024-12-25  

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