研究課題/領域番号 |
20H03790
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分56010:脳神経外科学関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
手塚 徹 京都大学, 医学研究科, 特定講師 (50312319)
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研究分担者 |
S Youssefian 京都大学, 医学研究科, 教授 (00210576)
Kim Minsoo 京都大学, 医学研究科, 准教授 (50466835)
水島 恒裕 兵庫県立大学, 理学研究科, 教授 (90362269)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
16,640千円 (直接経費: 12,800千円、間接経費: 3,840千円)
2022年度: 5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2021年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2020年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
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キーワード | もやもや病 / シグナル伝達 / RNF213 / 血管閉塞性疾患 / 血管閉塞 / 細胞内シグナル |
研究開始時の研究の概要 |
RNF213遺伝子は2011年に、もやもや病の感受性遺伝子として同定されたが、近年、脳梗塞や肺高血圧症への関与も判明している。しかし、RNF213遺伝子変異が血管閉塞性疾患の要因となる詳細なメカニズムは不明である。本研究では、網羅的な解析手法も駆使して、RNF213変異による異常な細胞内シグナルを同定することにより、当該疾患メカニズムの解明を目指す。
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研究成果の概要 |
RNF213遺伝子変異が多様な血管閉塞性疾患を引き起こすメカニズムは未解明である。本研究では、網羅的な解析手法も用いて、RNF213が制御する細胞内シグナルを新たに同定し、RNF213変異によるその異常を見出すことにより、疾患メカニズムを明らかにすることを目指した。我々は、RNF213欠損細胞株の使用などにより種々のシグナル系を解析し、脂質応答においては、RNF213が細胞死や炎症シグナルなど、様々な細胞内シグナル経路を制御することを見出した。RNF213変異体を用いて、RNF213の各ドメインの役割やRNF213遺伝子の患者変異の影響を調べ、RNF213の作用機序を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、RNF213が細胞内シグナル伝達に果たす役割の理解が深まることで、もやもや病・脳梗塞・冠動脈疾患など、多様な血管閉塞性疾患のメカニズムが解明されること、また、疾患メカニズムに基づく予防・治療法の創出への貢献が期待できることに、本研究の学術的・社会的な意義がある。
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