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エピジェネティクス編集技術を用いた革新的脂肪移植治療法開発に資する基盤的研究

研究課題

研究課題/領域番号 20H03846
研究種目

基盤研究(B)

配分区分補助金
応募区分一般
審査区分 小区分56070:形成外科学関連
研究機関千葉大学

研究代表者

三川 信之  千葉大学, 大学院医学研究院, 教授 (40595196)

研究分担者 田中 知明  千葉大学, 大学院医学研究院, 教授 (50447299)
黒田 正幸  千葉大学, 医学部附属病院, 特任准教授 (00253005)
窪田 吉孝  千葉大学, 大学院医学研究院, 准教授 (10375735)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
2022年度: 5,980千円 (直接経費: 4,600千円、間接経費: 1,380千円)
2021年度: 5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2020年度: 6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
キーワード脂肪移植 / エピジェネティクス / 創傷 / 脂肪細胞 / 一細胞解析 / 分化 / アンチエイジング / 機械学習 / シングルセル解析
研究開始時の研究の概要

エピジェネティクス修飾制御による脂肪移植法開発と脂肪移植における質と効率の向上を目的に、皮下脂肪組織を用いた細胞機能制御における分子基盤研究とエピジェネティクス操作による最適な細胞調製技術開発を行うことで、革新的脂肪移植治療法開発を目指す。最終的には、見出される技術を、形成外科・美容外科における「術後創傷のコスメトロジー」の応用に資することを目的とする

研究成果の概要

本研究は形成外科学の一環として、皮下脂肪組織を再建材料として使用する脂肪移植法の効果と問題点について解析しました。脂肪移植は組織増量だけでなく、血管新生や細胞外基質の改善など多面的な効果を持つことが明らかとなりました。しかし、移植脂肪の効果発揮には制御が難しく、移植床の状態によっては脂肪の生着が困難な場合もあります。これらの問題を解決するため、皮下脂肪組織の細胞群の性質をエピジェネティクスの観点から解析し、その特性を明らかにしました。この知見は、より効果的な脂肪移植法の開発に寄与すると考えられます。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の社会的意義は、先天異常や癌、外傷による組織欠損、疾患や治療による組織変性に対する患者の治療結果の改善の可能性にあります。脂肪移植は組織量の増加だけでなく、豊富な分泌機能により組織状態の改善効果を持ちます。皮下脂肪は侵襲性が低く、豊富に存在するため、移植ドナーとして以前から有力とされてきました。しかし、皮下脂肪の移植ドナーとしての機能解析はこれまで十分に行われていませんでした。学術的には、本研究は皮下脂肪を移植材料として細胞機能の根幹であるエピジェネティクスについて詳細に解析したことに意義があります。これは様々な臨床状況での脂肪移植の最適化に道を開くことになります。

報告書

(4件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実績報告書
  • 2020 実績報告書

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2024-01-30  

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