研究課題/領域番号 |
20H03977
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58060:臨床看護学関連
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
高野 歩 東京医科歯科大学, 大学院保健衛生学研究科, 准教授 (00771883)
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研究分担者 |
松本 俊彦 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 精神保健研究所 薬物依存研究部, 部長 (40326054)
松下 幸生 独立行政法人国立病院機構(久里浜医療センター臨床研究部), その他部局等, 院長 (70219426)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
16,640千円 (直接経費: 12,800千円、間接経費: 3,840千円)
2022年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2021年度: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2020年度: 8,840千円 (直接経費: 6,800千円、間接経費: 2,040千円)
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キーワード | 物質使用障害 / mhealth / セルフモニタリング / ウェアラブルデバイス / mHealth / スマートフォンアプリ / AI / 機械学習 / e-health / ランダム化比較試験 / m-health |
研究開始時の研究の概要 |
治療や支援につながっていないアルコール・薬物の問題を有する人に対する介入が課題となっている。本研究の目的は、アルコール・薬物使用状況をセルフモニタリングするスマートフォンアプリを開発し、アルコール・薬物使用の減少等を指標にランダム化比較試験(RCT)で有効性を検証することである。さらに、アプリ利用者と医療従事者を対象にインタビュー調査を行い、アプリの有用性を評価する。また、RCT参加者の一部を対象にウェアラブル端末で身体的・行動的データを収集し、セルフモニタリングで収集した情報とウェアラブル機器による計測情報の統合結果に基づく適切なフィードバック手法の人工知能(AI)モデルを開発する。
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研究成果の概要 |
アルコール・薬物使用状況をセルフモニタリングするスマートフォンアプリを開発し、アルコール使用の減少、行動変容の促進、援助希求行動の促進、QOLの向上を指標にランダム化比較試験(RCT)で有効性を検証した。また、セルフモニタリングアプリによりアルコール・薬物使用に関連するデータを、ウェアラブル活動量計によりウェアラブル端末で生理学的・行動的データを収集し、それらのデータを統合し、アルコール・薬物使用前後の心拍数、睡眠、運動等の傾向を分析した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日常生活におけるアルコール・薬物使用の状況やその前後の身体的・行動的データを計測し分析したことにより、物質使用の背景や引き金、物質使用による心身の状態や行動面への影響を詳細に明らかにすることができた。今後は、機械学習等を用いてデータ分析を追加し、個別のフィードバックや介入を開発する。医療に繋がっていないアルコール・薬物使用問題がある方が、アプリ等を通してセルフマネジメントに取り組みながら問題解決ができる可能性がある。
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