研究課題/領域番号 |
20H03994
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分58070:生涯発達看護学関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
佐藤 伊織 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 客員研究員 (20622252)
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研究分担者 |
副島 尭史 神戸大学, 保健学研究科, 准教授 (00768989)
池田 真理 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 教授 (70610210)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
8,840千円 (直接経費: 6,800千円、間接経費: 2,040千円)
2022年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2021年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2020年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | QOL/PRO評価学 / 小児がん / 脳腫瘍 / 患者報告型アウトカム / 生活の質 / QOL / PRO / 小児がん看護学 / 家族看護学 / 認知機能 |
研究開始時の研究の概要 |
小児脳腫瘍経験者には、認知機能障害をはじめ多くの合併症と生活の質(QOL)低下があ り、特に支援の必要な集団である。経験者の健康関連QOL(特に認知機能に関連するQOL) 向上のために、看護師は、経験者が生活の中で認知機能低下とそれに伴う困りごとに気づき 対処することを支援できると考えられる。そこで本研究は、患者報告アウトカム(PRO)を 用いて患者の困りごとを同定し、結果に応じ必要な相談・支援に繋げる介入プログラムを開 発するために必要な、複数の課題を遂行する。
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研究成果の概要 |
小児脳腫瘍経験者には、認知機能障害をはじめ多くの合併症と生活の質(QOL)低下があり、特に支援の必要な集団である。経験者の健康関連QOL(特に認知機能に関連するQOL)向上のために、看護師は、経験者が生活の中で認知機能低下とそれに伴う困りごとに気づき対処することを支援できると考えられる。 本研究は、看護職が患者報告アウトカム(PRO)を用いて患者の困りごとを同定し、結果に応じて必要な相談・支援を行うことができるよう、種々の患者報告アウトカム(PRO)の特性を明らかにしたり使いやすさを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、「小児脳腫瘍治療後の神経心理学的合併症についての手引き」に記載しているような、看護職が外来等で問診票としてPRO(患者報告型アウトカム;医療者が判断・評価するのではなく患者自身が自身の体調等を評価する自記式の尺度)を用いた実践を、より科学的根拠に基づいて、より実用可能なように行えるようにするための研究です。本研究の成果に基づき、さらに臨床や研究においてPROの導入が進み、患者自身の評価に基づく臨床や研究が進むことが期待されます。
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