研究課題/領域番号 |
20H04036
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
建内 宏重 京都大学, 医学研究科, 准教授 (60432316)
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研究分担者 |
太田 恵 京都大学, 医学研究科, 特定准教授 (30715941)
市橋 則明 京都大学, 医学研究科, 教授 (50203104)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)
2023年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2022年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2021年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
2020年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | リハビリテーション / 変形性関節症 / 股関節 / 脊柱 / 変形性股関節症 |
研究開始時の研究の概要 |
我々の過去の研究により、変形性股関節症の疾患進行には、脊柱の柔軟性低下に伴う股関節-脊柱の協調関係の障害が寄与している可能性が明らかとなっているが、そのメカニズムは不明である。本研究では、各種日常生活動作や様々な姿勢における股関節-脊柱の協調関係およびその際の股関節負荷を計測し、股関節軟骨にストレスを与える要因を明らかにする。さらに、運動療法によって改善すできる要因を抽出し、運動介入によりその要因を改善し変形性股関節症の進行予防に与える効果を検証する。
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研究実績の概要 |
我々はこれまでに、変形性股関節症の疾患進行には、脊柱の柔軟性低下に伴う股関節-脊柱の協調関係の障害が寄与している可能性を明らかにしてきた。しかし、そのメカニズムは不明であり、本研究課題では、各種日常生活動作や様々な姿勢における股関節-脊柱の協調関係およびその際の股関節負荷を計測し、股関節軟骨にストレスを与える要因を明らかにすることを目的とした。 当初の予定では、脊柱の動態計測・解析を反射マーカと光学式カメラを用いる3次元動作解析システムにより行う予定であった。健常者では3次元動作解析システムを用いた動作時の脊柱運動の計測に成功したものの、患者での計測を想定した場合に、患者負担が少なく、簡便な計測手法の開発が必要となった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
脊柱の動態計測・解析のための新たなシステムの開発が必要となったため。
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今後の研究の推進方策 |
IMUセンサならびにフレキシブルな基盤を活用した、脊柱の動態計測・解析のための新たなシステムを開発するとともに、健常者および患者での精度検証、ユー ザビリティ評価を踏まえて、臨床研究を進める予定である。
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